JR / SUNTRAS放送の豆知識

運行情報案内

▲阪和線 鳳~上野芝間 人身事故 振り替え輸送 ▲環状線 桃谷駅構内 沿線火災 遅れ・運転取りやめ ▲環状線 桃谷駅構内 沿線火災 振り替え輸送 ▲JR神戸線 地震 全面運転見合わせ ▲JR神戸線・JR宝塚線 大雨 上り列車遅れ SUNTRAS型放送には、運行情報を案内するた…

最終案内放送

実はSUNTRAS放送は最終電車の案内を流すことができる、というのはご存知でしょうか。 最終案内の放送文は、導入されているシステムごとに内容が異なります。 路線ごとの終車を案内する放送 最初期に導入されたJR神戸線・京都線・琵琶湖線システムには、行き…

遅れ案内と到着まで案内

遅れ案内の時間はどうやって決まってるの? 「約30分遅れて運転しております。到着まで、約5分です。ご迷惑をおかけしますが、しばらくお待ち下さいーー」 列車が規定のダイヤから遅れた場合、自動で遅れ時分の案内が流れます。列車が大幅に遅れているとき…

SUNTRAS放送と運転変更 - 急きょの変更に放送はどこまで対応できるか

急きょのりばが変更。自動放送はどう動く? SUNTRAS型放送の芸の細かさは群を抜いています。その中でも、他社の放送システムは決して真似しないだろうという案内が「変更案内」です。 ダイヤが乱れた際、通常のダイヤに戻すため急遽行き先を変更したり、途中…

SUNTRAS放送の英語アナウンス

SUNTRAS型放送と言えば英語放送も有名です。どんな運転変更が行われても対応でき、さらに英語でも案内できるとなれば言うことはありません。 そんなSUNTRAS型放送が初めて導入されたのは西明石~草津間で、2002年のことです。2002年の時点で現在の放送システ…

各種放送の名前と流れるタイミングについて

SUNTRAS型放送では 1.列車が到着する数分前(基本的に2回)2.列車入線時3.列車到着時4.長時間停車する電車の場合、その停車中5.出発時 1本の列車に対して最大6回の放送が流れます。 これらの放送の名称は、正式には 1.「予告放送」2.「接近放…

「電車」と「列車」

「電車」と「列車」。どっちでもいい些細な違いですが、SUNTRAS型放送はこの2単語を、独自の基準で厳密に使い分けます。 「電車」 電車で運転される普通・快速(快速は新快速、関空/紀州路快速、みやこ路快速、丹波路快速なども含む) 「列車」 気動車で運…

SUNTRAS放送の謎 - 路線によって放送が違う?

SUNTRAS型放送が導入されている線区は次の通りです。 これをある法則に従って並び替えるとこうなります。 北陸線 長浜、米原琵琶湖線 米原~京都間(全区間)JR京都線 京都~大阪間(全区間)JR神戸線 大阪~網干間、相生、播州赤穂、上郡 =================…

SUNTRAS型放送の担当声優

自動放送を担当している声優さんを、わかっている限りで書き留めておきます。 本線系統・東西系統・阪和線・湖西線新システム 村山明さん JR神戸・京都・琵琶湖線 JR宝塚・東西・学研都市線 阪和線 湖西線 上記の路線の男声日本語放送を担当していらっしゃい…

SUNTRAS型放送の案内設定を考察する

阪和線・関西空港線から環状線に直通する快速列車の停車駅案内では、SUNTRAS放送の定型文から外れる放送文が流れることがあります。 日中の列車を中心に、関空/紀州路快速は天王寺で環状線外回りに乗り入れて大阪まで行ったのち、そのまま外回りで天王寺駅…

「22:39発普通は4番のりば。22:39発普通は運転を取りやめております」

2020年12月5日。複線化工事に伴い、奈良線は城陽~木津駅間で22時より運転を見合わせました。 奈良~木津駅間では、運休に関係ない大和路線の列車に加え、奈良線の定期列車も同区間で折り返し運転され、定期列車では存在しない大和路線システムの木津行きの…

JR西日本 SUNTRAS型放送の分類と進化体系

この記事では、JR西日本が関西の主要路線に導入している、運行管理システム連動の案内放送システム(通称「SUNTRAS型放送」)の分類と進化体系を、運行管理システムの変化に合わせて追っています。 1993/初代 阪和線運行管理システム 導入 2001/大阪駅・天…

運行管理システム“連動”の欠点 実際の運転と伴わない誤案内

日中の列車はある程度録音しきってしまったので、最近は暇があれば最終電車の録音に行っています。 その流れで先日も高槻駅に行ってきました。狙いは「本日の○○線最終電車となります」という、限られた駅でしか聞くことができない特殊な最終案内です。 ▲大阪…

SUNTRAS型放送の案内文面と呼称一覧

記事や動画によって放送の内容を記載する際の表記がばらけてきたので、ここでSUNTRAS型放送が流せる放送文の呼称をしっかりと区別しておきます。 あくまで私が勝手に呼び分けているだけなので、万人に通じるわけではありません。この点をご承知ください。 注…

後ろで聞こえている通過メロディの正体とは?

JR西日本が関西地区の主要線区に導入しているSUNTRAS型放送と呼ばれる詳細型放送。 最近では規制が強化されたため、ホームで密着録音するのは屋根が低い限られた駅でしかできなくなりましたが、待合室や階段等に設置されている位置が低いスピーカーについて…

京都駅の特殊な英語行き先案内

SUNTRAS型放送で流れる案内は基本的にどの駅でも統一されています。 駅によってたとえば駅名連呼の後に流れる文言が異なるなど、多少設定の違いがあれど流れる案内はほぼ共通です。 ところが数少ない例外となる駅が毎度おなじみ京都駅。どういった違いがある…

SUNTRAS型放送の基礎知識

JR西日本の駅放送と言えば……! 言わずもがな、関西圏の主要路線に導入されている詳細型放送、「SUNTRAS型放送」と呼ばれるあの放送です。 導入されている線区(駅)は次の通り。 優に200を超える駅で同じコンセプトの駅放送が使用されています。 範囲が広い…

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