*記事に掲載している動画は全て、動画からの切り抜きであるため、画質が悪いです。ご容赦ください。
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先日、せっかく晴天の日に家に居るのはもったいないと、ドライブにでも行こうと思って、意味もなく名阪国道を往復してみたんです。
制限速度が形がい化し、そのくせ本線から減速しないととても余裕がない減速車線に、直角カーブが待ち構える出口ランプ。極めつけのオメガカーブで数々の車を葬ってきた、あの悪名名高い名阪国道です。
自分で運転するのは初めてだったので、運転手の目線に立つといったいどれくらい危ない道なんだろうという、単なる興味本位で出走ってみました。結果としては、途中の出口で降りず、かつ制限速度さえ守っていれば何も危ないところはない道でしたね。
その道中で気になったことがあったので、ここでまとめておきます。道路標識のフォントについてです。
一度は有料化の話が上がったからなのか、沿道の標識は全て高速自動車道と同じ緑背景になっているんですね。
ですがわたくし、運転していて違和感を覚えてしまいまして。前半2枚と最後1枚の画像で違いがあるの、わかりますでしょうか?
・フォントが公団ゴシックか、新ゴ丸ゴシックか
・インター番号が左下に表記されているか、別標識になっているか
これらの違いがあることが分かります。
この違い、いったい何が起因してできているんだろうと考えていました。帰宅してドライブレコーダーを見てみたところ、なるほど、くっきりどちらの標識になるかの境界が分かれています。
名古屋124キロの標識は公団ゴシック。なのに対し、
名古屋107キロの標識は丸ゴシックです。
山添インターは公団ゴシックタイプ(「添」だけゴナ)。
白樫インターは丸ゴシックタイプです。
20番、五月橋インターは公団ゴシックです。そして、
19番の治田インターは丸ゴシック。
この出口の間に何かしらの境界があるのです。
地図で見てみましょう。
標識の違いは○○の違い
つまり奈良県側は公団ゴシックの標識を使用しており、三重県側は丸ゴシックの標識を使用している、と言うことです。
三重県側にも公団ゴシックの標識が複数見られることから、当初から三重県側が丸ゴシックの標識を整備していたわけではなく、後から更新してあるようです。
県により標識の更新状況が違うため、同じ道路でも途中で標識がガラッと変わるという不思議な道路。この状態は今後も続きそうです。というのも、
奈良県側は標識を更新する場合、三重県のように丸ゴシック体の標識ではなく、NEXCOの新基準に従い、ヒラギノを使用した標識に更新しているためです。
こういう標識の違いとかを気にしながら運転していると、単調なバイパス道路も退屈しないのでいいですね。