阪和線 六十谷駅の自動放送について記しています。
狙い
今回は直通快速の放送目当てに録音してきました。早朝だと、日根野始発の快速などに連絡する普通・天王寺行きも設定されているため、これらの列車も収録しています。
設定について
接近予告放送は6分前から3分毎、英語あり。接近放送英語ありです。観光客にとにかく力を入れている和歌山支社では、管轄している長滝〜和歌山間の全駅で英語放送をフル設定しているため、当駅でも英語放送の接近放送が流れます。
到着放送は「お忘れ物のないようご注意ください」+「乗り降りの際、足元にご注意下さい」の2点のみで、列車案内とかは流れません。
朝7時まで深夜音量です。
マナー啓発放送は、7時〜8時までの本当にわずかな時間のみ、およそ15分間隔で駅構内全面禁煙である旨の啓発が流れていました。
机上では良い環境
録音する上で大切なのが、録音に適した環境かどうか、また放送の設定は魅力的であるかです。
事前の下調べではかなり良い環境だったんです。
まずスピーカー位置。上屋のない部分ではスピーカーが線路と反対側に設置されているため、安心して収録できます。
またスピーカーの数が異様に多いのです。必ずペアで2個設置されています。実際には、うち片方がダミースピーカーで音が流れないためそんなに数が多いわけではなかったのですが、下調べの段階では録り放題じゃないかと舞い上がっていました。
また放送設定も申し分ありません。先述の通り英語放送がフル設定されていて、かつ先着放送や乗換案内も流れるため、内容が充実しています。
紀伊や和泉砂川と比べても、ホームが1つであることから待避などで案内が欠損する可能性もないと思い、六十谷駅を選んだのですが、実はここに思わぬ落とし穴がありました。
近隣の高校の通学時間と重なると地獄です
和歌山方面行きホームの大阪方端に、近隣の私立中学・高校用の専用改札があるんですね。7:30ごろから8:40発の快速・和歌山行きの発車まで解放されています。
跨線橋は和歌山方に、学生専用改札は大阪方にあるんです。つまり該当する時間帯、和歌山方面行きホームに逃げ場はありません。どこで録っていても目立つんです。
しかも解放時間が7:30〜8:40ということは
海南行き、湯浅行き、区快和歌山行き、8両の紀州路快速。ぜんぶ被るんです。もし阪和線で朝録音を考えているという方は、悪いことは言いませんから六十谷駅は避けた方がいいです。マジで適していません。
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以上、六十谷駅の自動放送と収録環境についてまとめました。
通学のピークさえ外せば素晴らしい環境だと思いますので、収録の候補として考えるのもアリだと思います。うまく使い分けてみてくださいね。