買った信号機を点灯させてみたお話(前編)

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前回のあらすじ。

ずっとほしかった型番の信号機を購入しました。これまで持っている信号機と合わせて、3基の信号機と同居する新しい日々がスタート。どきどきとわくわくが止まらない!(?)

 

で、ふと思ったんです。

せっかく家に信号機があるなら、自由に光らせてみたくないですか?

 

私が操作すれば、いつまでも青信号や右折矢印を出してくれる信号機。公道でやったら法律でボコボコに殴られますけど、部屋の中ならやりたい放題です。

 

 

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ちなみに信号機は交流100V、家庭用のコンセントと同じ電源で稼働しています。なので、何も考えずコンセントと繋げばいいのです。

 

というわけで、今回は手っ取り早く信号機を光らせたい人向けに、コンセントにつないで光らせる方法を紹介する記事になっています。さっそくトライ。

 

注意事項

記事に掲載している内容は、すべて私が実際に行い、問題なく動作することを確認したうえで掲載していますが、電気を扱う作業になりますので、すべて自己責任でお願いします。万が一事故等が発生した場合でも、責任は負いません。

 

用意するもの

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片方がコンセント、もう一方が端子になっているコード。ホームセンターで500円前後で購入できます。

自分は信号機を3基持っているので3つ購入しましたが、1基につき1本買えば事足ります。

 

 

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裸端子。配線を端子台に固定するのに使います。小糸製作所日本信号京三製作所の信号機は、端子台の固定ねじの大きさが共通であり、いずれも内径6mmのもので対応できました。

 

あと端子の付け根を圧着できる器具(圧着ペンチ、最低でも百均ではなくホームセンターで打っているような、ちゃんとしたペンチ)と、絶縁テープを用意してください。

 

手順

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端子側の頭を切り落とし、6mmの裸端子に付け替えます。根本は絶縁テープでぐるぐるしておきましょう。ちなみに下準備はこれで終わりです。

 

次に信号機のふたを開けます。

 

 

 

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\オジャマシマース/

 

 

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信号機には、必ずどこかに配線を入れるための穴があります。たいていは灯器の裏側についていますので、そこから配線を突っ込みます。

 

で、灯器の下部にある「端子台」に先ほど付け替えた端子を固定します。プラス・マイナス関係ないです。あとはコンセントにつなぐだけ。

 

 

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と、その前に。

もともとの配線は、おそらく片側が無造作に切断されていると思いますので、絶縁テープでぐるぐる巻きにしておきましょう。信号灯器は金属製ですので、漏電すると面倒です。

 

お待たせしました。プラグ、イン!!!!

 

 

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黄色信号が無事点灯しました。近くで見るとかなりまぶしいです。そら近くで見ることを想定されてないので当然ですけど。

 

 

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続いて矢印灯器の方も配線します。

 

 

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右折矢印が点灯しました。これで私はいつでも好きな時に右折することができます。

 

 

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それぞれ配線を終えた後の信号機。壮観ですね。

 

三灯式信号機(ランプが3つある信号機)の場合

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こっちの場合がちょっと厄介なんですね。まずは中身をチェック。端子台の端子が先ほどと異なり4つに増えました。

 

 

端子は「R」「Y」「G」「C」の4つ用意されています。R, Y, Gは灯火の色(赤、黄、緑の頭文字)で、「C」はマイナス極みたいなものです。

光らせたい灯火の色(R, Y, Gのいずれか)と「C」に電気を流せば、ランプが光ります。間違えてもRとYなど、灯火の色同士に電気を流してはいけません。

 

 

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たとえば赤灯火を光らせたい場合には、「C」と「R」に端子をつなぎます。

 

 

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青と黄色も同様に。

 

こうすれば光らせることはできるんですが、灯火の色を変えるには、端子台につなぐ配線を物理的に変えないといけない都合上、蓋を閉じて楽しむことはできません。蓋を閉じて色を変えるには、まず並列回路を構成して、次に切り替えるスイッチを用意したりと、やることがいっぱいです。

 

今回は超力業で光らせるところまで。次回はスイッチを購入して、色を変えられるようにしてみたいなと思います。

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