ここに信号機があるじゃろ。
青。
黄色。
赤。人生で初めて、赤信号が灯ったのに感動を覚えました。
というわけで、後編では三灯式信号機を、スイッチを使い光らせる色を選択できるよう配線を組む例をご紹介したいと思います。
先の記事と同様、作業は自己責任でお願いします。特に今回は作業が複雑なので、手作業に自信がない方は控えた方がいいです。
用意するもの
前編で紹介したものに、追加で購入した部品だけ掲載しておきます。
スイッチと箱。「片切スイッチ」という名称で売られていると思います。3つスイッチが付いているものを用意し、これに合わせて収納用の箱も購入します。
収納する箱の方は、配線を通す(外に出す)スペースがあるか等、確認してくださいね。ない場合はホットナイフを別に購入し、加工しましょう。
続いて導線。
4芯のゴムケーブルを最低2m、単芯のケーブルを1mほど用意します。
私は、念には念を入れて単芯ケーブルを2m買いましたが、全然使いませんでした。あまりまくり。逆に4芯のほうは、1mだとかなり厳しかったです。
作業手順
まずは設計図(回路図)をご紹介します。回路図なんて、高校入試以来見たことがないのであっているかわかりませんが、こんな感じの並列回路を作ります。
スイッチで分岐させた後は、電球まで分岐させた配線をくっつけずに結ぶ必要があります。そのために4芯のケーブルが必要です。
スイッチの工程1。まずは、コンセントからつながる配線を一番上か下の穴に突っ込み、画像のように3つの端子をつなぎます。
逆側に4芯ケーブルの導線を結線します。わかりやすいように赤・白・緑をそれぞれ灯火の色にあてがいました。
あまりしっかりと刺さらなかったので、絶縁テープでムリヤリ固定。
で、最後に4芯ケーブルの黒線と、コンセントにつながっているケーブルのもう一方の端子とを結びます。これでスイッチ周辺の作業は終わりです。
これだけで達成感。でももうちょっとだけ作業があります。
4芯のケーブルと信号機本体を結線します。
切断されたケーブルがあれば、それを流用して4芯ケーブルの同じ色と結べばO.K.
ケーブルが無ければ、端子台の「C」に黒芯を、そのほかの色の芯を対応する灯火の端子に結んでください。
当然ですが、別の色の芯同士が触れ合わないように、確実に絶縁してください。でないとショートしてブレーカーが落ちます。
以上で作業終了です。短絡しているところがないか確認して、コンセントをつなぎましょう。
ピッカーン!!!!!!!
こんな具合で楽しめます。
運よく信号を取り付けるための鉄製の部品がついたままだったので、スイッチはここに磁石で張り付けることにしました。
大半の信号灯器は、軽くて丈夫なアルミでできているので、磁石は付きません。スイッチは壊さないように保管してくださいね。
以上、信号機を光らせられるようにする作業手順でした。
皆さんも信号機を購入してレッツトライ!
ただし、1基だけでも非常に大きくて重いので、覚悟のうえで購入してくださいね。