京急線 脱線事故の詳しい様子

一夜明け、脱線事故の内容も徐々に明らかになってきました。
 
事故は、昨夜0時30分ごろ、京急本線追浜~京急田浦間のトンネル直前に、土砂崩れが起き、そこを電車が通過した影響で、乗り上げて脱線。
 
乗り上げたのは、特急三浦海岸(写真で確認)行きで、8両編成中3両(4両目も含む?)が脱線した模様。
先頭車両は完全に脱線し、京急によると「車両は一台ずつ、切り離してトンネルから出す」とのこと。
(両数が不明なには、写真がないためと、サイトなどにより変わるため)
 
 
現在も金沢八景~逸見間が運転取りやめ、JRへ振り替え輸送としています。
付近の高校などでは、一部臨時休校するなど、生活にも影響が出ています。
 
サイトによって負傷者などの数が異なるので、正確な数は不明。
「けが5名」という報道もあれば、「重軽傷11名」という報道もあります。
 
 

運転士は「業務上過失傷害容疑」

運転手曰く、「土砂崩れに気付いたが、間に合わなかった」とのこと。
 
現場はカーブはそれほどないものの、トンネルの連続する区間のうえ、深夜0時ということで、かなりあたりは暗く、視界不良というレベルだったはず。
 
しかし、この事故を起こした運転手は、業務上過失傷害として、任意で事情聴取されている。
 
これは少し疑問を感じる。
 
この区間に臨時速度制限はなく、80キロ制限の区間を75キロで走行していたとのこと。(ただし、先の京急田浦~逸見間は臨時45キロ制限)
 
付近は地図でもわかるとおり、脱線したトンネルの入り口部分には、わずかな緩いカーブがあり、80キロで走行していた場合は、カーブを曲がってる途中に発見したとしても間に合うはずがなかった。
 
この運転手が罪に問われることはないはずだが…
 

振り替え輸送委託先 JR線は大混乱

振り替え輸送を依頼されているJRだが、京急からの大量の振り替え客により、ホームに客が入れないなどの混乱を呼んでいる。
 
もともと、JRが遅れた、止まった場合は、振り替え先の京急でも遅れるということが日常茶飯事のこの路線。
 
始発から運休してるなら、当然といえば当然だが…
 
 
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