JR西日本の駅放送と言えば……!
言わずもがな、関西圏の主要路線に導入されている詳細型放送、「SUNTRAS型放送」と呼ばれるあの放送です。
導入されている線区(駅)は次の通り。
優に200を超える駅で同じコンセプトの駅放送が使用されています。
範囲が広いだけに、この放送から音鉄・録り鉄の道に入ったという方も多いでしょう。
この記事では、いまさら聞けないSUNTRAS型放送の基礎知識をギュッとまとめました。基本的な事柄からあまり知られてないことまで、SUNTRAS型放送の「知らなきゃ損!」が詰まった記事となっています。
まだSUNTRAS型放送を知りたてだというあなたも、すでに十分知っているが知識を深めたいというあなたも、必修事項を知ってもっと好きを深めましょう!
まずは「SUNTRAS」とは何なのかを知りましょう。SUNTRAS放送の正体に迫ります。
SUNTRAS型放送は10人の声優さんによって支えられています。あの素敵なアナウンスは誰の声なのでしょうか。
各種放送の案内文をまとめています。英語放送も網羅!
鉄道ファンの間でよく指摘される電車・列車問題。SUNTRAS型放送でも電車・列車は区別されています。その違いやいかに。
最初にSUNTRAS放送が導入されたのは阪和線で、1993年のことです。それから5~10年ごとに導入されている線区を拡大しつつあります。
1993年に阪和線に導入されて以降、5~10年ごとに導入されている線区を拡大しつつありますが、新しく導入されるたびに改良がくわえられています。世代ごとにどのような違いがあるのでしょう。
列車の入線前に流れるアナウンス、入線後に流れるアナウンス、出発前に流れるアナウンス。それぞれの名称と、流れるタイミングや条件を紐解いています。
英語放送にも着目してみましょう。どういった内容を流すことができるのか、そもそも英語放送が流れるのはどういう駅かを解説しています。
よーく耳を澄まして接近放送を聞いてみると、何やら裏で通過メロディが流れているような、空耳のような感覚を覚えます。実はそれ、空耳じゃなくて本当に流れているんです。
急遽行き先や両数の変更が発生してしまった…! そういったとき、自動放送はどこまで対応するのでしょう。
列車が遅れたときに流れる遅れの案内と、たまに聞ける到着までの所要時分を案内する放送。流れる条件に迫ります。
めったに聞くことができない、最終電車の案内放送。SUNTRAS放送にも、最終電車の案内が用意されています。
穴だらけな最終案内放送。特に行き先変更がかかっても、自動で内容が更新されないのは大きな欠点です。その欠点を補うため、JR西日本が編み出した解決策とは。
運行情報案内は極めて珍しく、めったに聞くことができません。
自動で案内が生成されるからこそ、それがあだとなって誤った案内を流してしまうことがあります。