2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【半ライズ】サンライズ瀬戸単独運転 @姫路駅

2018年西日本豪雨で著しい被害を受けたため、伯備線は豪渓(岡山県内)から上石見(鳥取県)間で今も運転を見合わせています。 山陽と山陰を結ぶ非常に重要な幹線であること、また山陰デスティネーションキャンペーンが行われていることもあって復旧作業はか…

「ヒゲ文字」探訪記《番外編4》 どこでも見られるヒゲ文字

これまでは各駅固有の「一点もの」のヒゲ文字ばかりをご紹介してきましたが、実はヒゲ文字の中には長堀鶴見緑地線や今里筋線など、比較的歴が浅い路線を除いてほとんどの駅で見られるものがあります。 今回はそちらをご紹介しておきます。 散水栓 壁をよーく…

「ヒゲ文字」探訪記14 九条・弁天町・朝潮橋

これまでご紹介してきた「ヒゲ文字」残存箇所の定石は ①デッドゾーンであること(使われていないスペースであること) ②大阪市営地下鉄直轄の出入り口ではないこと の2点のどちらかというものがほとんどでした。 今回ご紹介するヒゲ文字は②に当てはまるもの…

「ヒゲ文字」探訪記13 長堀橋駅

今回のヒゲ文字は堺筋線と長堀鶴見緑地線の連絡駅、長堀橋駅からご紹介です。 日本橋、堺筋本町とヒゲ文字保有駅に囲まれて、何の因果関係もないですが期待してしまいますね。 ただ残念ながらそれほど心にグッとくるものはありません。長堀鶴見緑地線開業と…

「ヒゲ文字」探訪記《番外編3》 聖地「谷九」に忍び寄るメトロ

大阪市営地下鉄が残したたくさんのコマルマークを排除しようと、大阪メトロではかなり気合を入れて案内板のメトロ化を進めています。 その対象としてついに商業施設管理の出入口にも案内板更新の手が入り、谷町九丁目では複数のヒゲ文字サインが撤去されまし…

「ヒゲ文字」探訪記12 なんば駅《消滅箇所あり》

今回はなんば駅に残っている…基い、ほぼ消滅してしまったヒゲ文字をご紹介いたします。 なんば駅のヒゲ文字は19号出入口と20号出入口、ともに商業施設管理の出入口に残存しています(一部は撤去済み) 今回は在りし日の姿とともにご紹介いたします。 19号出…

運行情報案内板

遅延や運休はどうしても発生してしまいます。それは仕方がないことです。 しかしそういった場合に外国人旅行客へ情報を提供する手段が非常に少ないように思います。最近JRをはじめ大手私鉄でも増えてきた運行情報表示は全路線を案内するため使う路線が表示さ…

「ヒゲ文字」探訪記11 日本橋駅

野田阪神、西長堀、なんば、日本橋、谷町九丁目、鶴橋、新深江…数々のヒゲ文字スポットを沿線に持つ千日前線、おそらく最後のヒゲ文字サインです。 2号出入口(はりまやビル) 大阪のアキバことオタクの町、日本橋。この駅にもヒゲ文字の生き残りがいます。 …

「ヒゲ文字」探訪記10 新深江駅

第9回でご紹介した鶴橋駅から東に2駅、新深江駅にもヒゲ文字サインが少しだけ残っています。 今回ご紹介するヒゲ文字も商業施設が管理する出入口の物件になります。 南巽方の階段を上がり東改札を出、4号出入口を目指します。そのまま階段を上がりましょう。…

「ヒゲ文字」探訪記9 鶴橋駅

「鶴橋駅」といえばJRと近鉄ばかりが目立って見えますが、表の賑わいから裏世界へ降りて少し進むと千日前線の鶴橋駅にたどり着きます。 この駅にも少しだけヒゲ文字が残っています。 「近畿大阪銀行連絡口」となっている2号出入口。ヒゲ文字ハンターにとって…

「ヒゲ文字」探訪記《番外編2》 谷町線の旧々サイン(2)

前回に引き続き谷町線の一部駅に残る旧々サインを見ていきたいと思います。 今回は守口駅と太子橋今市駅に残るものをご紹介いたします。野江内代、千林大宮に残存しているものをご覧の方は前の記事をご覧ください。 守口駅 守口駅も千林大宮ほどとは言いませ…

「ヒゲ文字」探訪記《番外編1》 谷町線の旧々サイン(1)

これまで8回にわたってヒゲ文字サインをご紹介してきましたが、実はご紹介してきた中には「ヒゲ文字もどき」であってヒゲ文字ではないものも含まれます。 由緒正しき「ヒゲ文字サイン」はたとえばこちらです。 書き始めの位置に山がつけられており豪快さが目…

「ヒゲ文字」探訪記8 花園町と岸里

ヒゲ文字を訪ねる旅。第8回は趣向を変えて「おそらく今後もしばらく姿を消さないであろうヒゲ文字」をご紹介します。 今回の物件は四つ橋線、大国町から1つ進んだ花園町駅ともう1つ先、岸里駅に存在します。 花園町駅構内 まずは花園町駅のヒゲ文字サインか…

「ヒゲ文字」探訪記7 野田阪神駅

今回は千日前線の西側終点、野田阪神駅のヒゲ文字をご紹介いたします。 「阪神電車と乗換ができる野田駅」から「野田阪神」となったといわれるこの駅。 この駅には今や大阪市営地下鉄で唯一ともいえる現役のヒゲ文字サインが存在します。 とはいえ、もちろん…

「ヒゲ文字」探訪記6 天王寺駅

梅田、なんばに並ぶ主要駅、天王寺にもいまだ「ヒゲ文字」サインが残っています。 …というか梅田(東梅田)もなんばも「ヒゲ文字」を残していたわけですから、右にならえで残っていただけとも…という冗談はさておき。 天王寺駅では現在1か所確実に「ヒゲ文字…

「ヒゲ文字」探訪記5 西長堀駅

千日前線と長堀鶴見緑地線の連絡駅、西長堀駅に残っているヒゲ文字サインをご紹介いたします。 こちらも例のごとく大阪メトロ直轄の出入り口ではなく、商業施設が管理している出入口に残っています。 道路沿いに並ぶ5号出入口と6号出入口、ともにヒゲ文字サ…

「ヒゲ文字」探訪記4 肥後橋駅

ヒゲ文字の交換が加速化していると聞き、千日前線と四つ橋線を中心に本日(7月18日)まとめて撮影、記録してきました。 まずは肥後橋駅に残っている「ヒゲ文字」からご紹介いたします。 9号出入口、「明治安田生命肥後橋ビル」管理の出入口に2基、計3枚残っ…

笠岡行きと、豪渓行きと、時々間引き。

西日本を襲った平成30年7月豪雨から1週間が経ち、被害が軽かった路線では運転が再開され、少しずつですが復旧は進んでいます。 とはいえ今回の災害の傷跡は大きいものです。依然多くの方が避難所生活を余儀なくされており、また鉄道でも復旧の見通しがひと月…

「ヒゲ文字」探訪記3 堺筋本町駅

「ヒゲ文字」探訪記第2回でご紹介した本町駅の1つ隣、堺筋本町駅にも1枚だけヒゲ文字が残っているとのことで、見てまいりました。 残っているのは14号出入口、「本町安達ビル」連絡口の階段上です。 このヒゲ文字サイン、何がすごいかというと… こちら、「動…

「ヒゲ文字」探訪記2 本町駅

消えゆくものに思いを馳せる「ヒゲ文字」探訪記、第2回は本町駅のヒゲ文字を見て回ってきました。 ヒゲ文字については 前回の記事 を参照くださいませ。 すでに本町駅でも撤去が始まっておりまして、道路に面した出入口の掲示はすべて新サインシステムへの更…

「到着まで」表示試験

JR西日本が関西圏の路線を中心に導入している旅客案内システム、「SUNTRAS」が制御している駅の発車標はこのような表示も出すことができます。 列車が到着するまでの時間を表示するものです。正式な名称はわかりませんが自分は勝手に「到着まで表示」と呼ん…

閉じ込められた下関の115

「平成30年7月豪雨」から1週間。鉄道も街も復旧作業は進んでいますが、いまだ大部分が見通しも立たない状態になっています。 山陽本線は本日より笠岡~福山間が復旧し、今月18日には福山~三原間も復旧となり、岡山支社管内の山陽線はようやくひと段落を終え…

京都駅で切り離しをする新快速の放送

下呂行きの収録に行ったところ、下呂行きなんてどっちでもいいくらいの収穫が録れました。 平日朝ラッシュの一番混み合う時間帯も終わりに差し掛かるころ、京都駅では2本の新快速が切り離しを行います。 1本目が8:18発湖西線敦賀行きと8:20発米原行きの併…

土砂災害に伴うひだ号「下呂行き」@大阪駅

6月29日に中部地方を襲った大雨の影響により高山線で大規模な土砂災害が発生しました。 高山線は7月2日現在も運転を見合わせており、終日運休が決定しています。 運転見合わせに伴い特急ひだ号は下呂駅での折り返し運転を行っており、大阪駅でも下呂行きの表…

高安駅の旧型放送

大阪線、高安駅には近鉄の旧型放送をたどるうえで非常に資料として価値が高い放送が残されています。 この記事では高安駅の放送がいかに特殊であるか、そしていかにおもしろいかをまとめておきます。 ■基本的な放送の情報 かなり年季が入った旧型放送です。…

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