関西周辺の在来線のみ紹介します。
まずはこちらから。
1、特急はるかの運賃値下げ
A特急料金(少し高めの設定)から、B特急料金(少し安めの設定)への変更です。
詳細な料金などは以下の通りです。
区間
改正後
(指定席)
改正後
(自由席)
現行
(指定席)
現行
(自由席)
関西空港~京都駅間 1,450円 940円 1,660円 1,150円 関西空港~新大阪駅間 1,450円 940円 1,660円 1,150円 関西空港~天王寺駅間 1,140円 630円 1,240円 730円
2、特急くろしおの繰り下げ&増発、新型車両での運行増加
まずは、増発に関してです。
◯現行
海南(05:56発)→和歌山(06:06発)→天王寺(06:58着)→新大阪(07:20着)
白浜(06:40発)→和歌山(08:08発)→天王寺(08:58着)→新大阪(09:20着)
→改正後
和歌山(06:06発)→天王寺(06:58着)→新大阪(07:20着)
海南(06:16発)→和歌山(06:26発)→天王寺(07:23着)→新大阪(07:51着)
なお、この後のくろしお6号は現行のくろしお4号のダイヤ、そのあとも順々に繰り下げが行われています。
和歌山発となると、「B快速」が有名ですが、このくろしお2号は利用されるでしょうか…?
また、くろしお8号、27号は、新たに新型特急車両(287系)で運転されます。
3、新快速の増発、12両運転時間増加 &須磨・垂水・舞子通過の快速廃止(新快速格上げ)
新快速の利便性が向上するダイヤ改正となりそうです。
まずは、12両運転本数増加から。
朝夕通勤時間帯の新快速を、大阪駅始発を除きすべて12両での運行に変更します。
これにより、JR神戸線では、朝ラッシュでは15分延長、夕ラッシュでは1時間45分増加します。
また、深夜時間帯も12両になります。
京都方面では、朝は45分、夕方は5時間45分もの延長となり、大幅な改善となります。
同時に、神戸方面の快速列車を新快速に変更します。
変更するのは、17時31分発、17時46分発の快速で、それぞれ17時52分発、18時07分発への変更がなされます。
これにより、新快速が7,8分間隔で運転される時間帯が増加します。
なお、須磨、垂水、舞子を通過する快速(外側快速線と走行する快速)は、姫路から大阪方面のものを除いてなくなります。
続いて、新快速の延長運転(増発)です。
現在、JR神戸線では、朝ラッシュ時に約30分間、新快速の運転されない時間帯があります。
この間に新快速を増発し、大阪からは既存の新快速(現行:大阪始発)とつなげて、米原方面へも直通運転します。
この電車が、平日にも運転されます。
なお、その時間帯に走っている現行の快速列車は運転を取りやめます。
4、快速(高槻から京都方面各駅に停車)が増加
朝ラッシュ時などの、快速(高槻から各駅停車)、普通(高槻から快速)を増発します。
5、昼間時間帯の普通列車を減便、11時、12時に増加
高槻から京都間において、11時、12時に普通列車を増発させます。
同時に、利用の少ない13,14時台は、普通(高槻から快速)もしくは高槻から各駅に停車している快速以外の普通列車の運転を取りやめます。
6、丹波路快速の増発&終電大幅繰り下げ
変更後はそれぞれ、7時23分発、7時53分発として運行します。
7、特急はるかの和泉府中、日根野停車が増えます
(※現行では「臨時停車」扱い)
8、「通過駅のある普通」が快速になります。
一部路線区にて、利用者の特に少ない駅を通過する普通列車がありますが、それを快速列車とします。
9、以下の車両が運転を終えます
運転を終える車両は以下の通りです。
2、特急「こうのとり」などに使用されている、183系電車
今までお疲れ様でした。
こんな感じですかね。
新快速の増発はいいですね。
京都方面への着席率がかなり増えます。
引退する電車など、撮影の際はホームへの転落などに十分注意し、ほかの方の迷惑にならないように注意してください。
また、鉄道ファンのイメージを損なうような行為は控えてください。