併結特急 奈良・橿原神宮前行き 自動放送

近鉄の大道芸ともいえる「連結」「切り離し」の速さ。
 
全国的に見ても「未だに連結幌を新車にも導入する」会社は珍しく、なんと [到着→連結幌取り外し→切り離し] という一連の作業を、慣れた手つきで2分もあれば終わらせてしまうのです。※観光特急「しまかぜ」にも連結幌が設置されています。
 
今回は、昨年のダイヤ改正時に登場した「奈良・橿原神宮前行き」の併結特急の入線放送をお届けします。
 
近鉄らしい入線放送に仕上がってますよ~(笑)
 
 
丹波橋駅大和西大寺駅において録音した併結特急の入線放送と、丹波橋でついでに録音できた数放送を収録しています。
 
 
橿原神宮前行きは、前の4両の 1号車から 4号車で、途中、大和西大寺・西ノ京・大和八木に止まります。
 
奈良行きは、後ろの2両の A号車と B号車で、途中、大和西大寺に止まります。
 
 
これほど簡潔にまとめられ、詳しく放送する入線放送が他にあるでしょうか。
 
少々比較として、「つながってまいります」の放送でおなじみのJR西日本 嵯峨野線・亀岡駅にて流れる「きのさき・まいづる」併結特急入線時の放送と比べますと…
 
 
前より 4両が きのさき号、後ろ寄り 3両が まいづる号 となります。
 
 
併結に関しては、わずか必要最低限の一文しか流れない亀岡駅と比べると、天と地ほどの差があります。
 
それだけ近鉄では、場合によってはJR西以上に「正確に案内すること」に熱心になっているんです…。
ただし主要駅のみ。
 
これで全駅に詳細型放送を導入してくれたら、どれだけいいか…(笑)
 
近鉄の場合、未だに「白線の内側へ」が残ってる駅が50駅を超しますからね…。
 
 
以上、併結特急の自動放送でした!
 
それでは~
 
 
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