拍子抜けする構内踏切の警報音

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突然ですが、「近鉄の構内踏切」がどんなものか。皆様ご存知でしょうか?
「上の画像みたいなもの」なんて言ったらぶっ飛ばしますよ?(作り笑い)
 
まあ説明するにしても画像のようなものなんですが。
 
 
遮断棒が各1本ずつ、それから「どちらから電車が来るか」のみを知らせる矢印表示灯が各1基、そして警報音を発するスピーカーが各1基という簡易設備で、近鉄の地上区間ではおなじみの存在です。
運行上超重要な拠点駅である橿原神宮でさえまだ存在しています。
 
「一家に一構内踏切」という謳い文句でさえ通じそうな規模のこちらの簡易踏切ですが、実はある特徴があります。
 
私が7割方「音鉄」という点から察していただいてわかるかと思いますが、もちろんのこと注目点は「警報音」です。
 
これが面白いことに、一部駅ではもう音鉄でなくてもネタにしかしないような、拍子抜けする警報音を発するものが存在するのです。
 
 
それではお聞きいただきましょう!
 
 
ヒュ↑ウン↓ペーッペーッペーッペーッペーッ
拍子抜けもいいところ。音が裏返るところから始まるという、警報する気があるのかないのかすら疑いたくなる警報音が流れます。
 
でもこの警報音、実は最も多いタイプだったり。
 
基本的に「近くに踏切のある駅にてよく聞ける」ところから、おそらく他の踏切と連動している駅ではこの警報音となる仕様のようです。
起動時に一時的に電圧が連動元の踏切に持っていかれて不安定になる…とかが理由でしょうか?
 
駒ヶ谷でも、壺阪山でも、上ノ太子でも!
このような気の抜ける警報音を聞くことができます。でも知ってるのは全部南大阪線系統という(´・ω・`)
 
 
もし近鉄に乗ることがございましたら、無駄に詳しい自動放送、個性的な発車ブザーのほかに、構内踏切の警報音も一度聞いてみてください。
 
それでは~
 
 
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