大和八木駅 ミニ自動放送集

昨日大和八木駅で収録してきた放送を集めて、さっそくミニ自動放送集にしてみました(*´∀`*)


平日のラッシュ終わりから日中にかけて収録しましたので、快速急行や準急など入っていない種別もあります。

また、一部の音声は大晦日に行われる終夜運転に収録しましたので、定期ダイヤでは設定されていない電車も含まれています。

なお昨日、水曜日は京都発着「しまかぜ」の定期運休日ですので、収録した「しまかぜ」は大阪難波からのものです。


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聴いていただいてわかる通り、音質はかなり悪いです。

奈良線では阪神との直通開始前後に、詳細型放送の導入駅は一斉に現行の放送へと変更されました…が。

今に至るまで「区間準急の追加」ぐらいしか特に大きな出来事の無かった大阪線では、全てパーツの追加で補われてきましたので、更新されていない駅ではこうして、なつかしい丁寧語の旧放送も残ってる駅が大半です。


イメージ 2
さらに「国分」「山本」「上本町」など旧国名省略のパーツもけっこう使われていて、主要駅の顔としては少し似つかない放置っぷりなのに、発車標は更新済み…。

となると疑われるのが「放送設備の更新」です。

多言語案内導入のプレスリリースには無かった(抜けていた?)賢島駅などにも英語放送が入っていますので、乗換駅としてかなり重要なポイントである大和八木が更新されても不思議ではありません。

ということで、高安での連結・解結案内録音を兼ねて急いで録りに行ってきました(*´∀`*)

高安の件はまた後日、動画にしますね( ・ω・)b

マニアックな放送解説部屋(八木編)

この駅の放送は種別と行き先が一括で録られているらしく、たとえば

・名古屋行き特急、アーバンライナー (04:23~)

と放送するときには「名古屋行き特急」の部分はスムーズに流れますが、

・名古屋行き特急 (05:22~)

の際には「名古屋行きっ 特急」と軽く詰まるような節があります。


種別と行き先を一括で1パーツとみなす駅は、他にも丹波橋駅など現存している旧放送でも多々ありますので、不思議ではありません。


この駅の男声放送は皆様ご存じ、日本で最も有名な男性の自動放送声優といっても過言ではない津田英治さんが担当なさっています。

ちょうど今から半年ほど前、JR東日本の旅客自動案内システム「ATOS」から津田英治さんの放送が段階的に消されることが決まったことは記憶にも新しいでしょう。


公式発表では「年齢による声質の変化」が理由でしたが、これが顕著なのは大阪府内、奈良県内のほとんどの本線系の放送を、同じく津田英治さんに担当していただいている近鉄も同じ。

「神戸三宮行き」、「区間準急」や「特急しまかぜ」など、年ごとに微妙に増えていくパーツを騙し騙し追加で補ってきましたが、このように放送自体が極端に古い駅ともなるとさすがに隠し切れないようで、しまかぜ関連案内だけ鼻声のようにこもった案内が使用されています。

もちろんペアで使用されている「もとむらみちこ」さんの案内パーツも、この動画でいえば「区間準急」に関連するもののみ声色が高めになっているんですけどね( ・ω・)


最後に、動画ではラストにおまけとして掲載した分割特急のお話です。

現在では終夜運転時のみの設定になってしまいました「京都・大阪難波行き」特急ですが、これも3,4年前までは定期列車として存在しました。
臨時では大阪難波行きの後ろに大和西大寺行きをつないだ、「大阪難波大和西大寺行き」も存在しました。


その当時、大和八木駅ではきちんと「京都、大阪難波行き特急がまいります」と案内していたのですが、どうやらその設定が今ではできないらしく。

自動放送は「京都行き特急」のみを流しており、駅員さんの肉声案内が過剰なまでに流れていました。
(※自動放送は全文を聞けてないため、本当に京都行きの案内だけなのか、詳しくはわかりませんが…)

まだ自動放送にそんなに興味の無いころに聴いた「京都、大阪難波行き特急」、もう一回聞きたいなぁ…。


以上、大和八木駅の放送に関する記事でした。

それでは~


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