大阪市営地下鉄のあまり見なさそうな電車

大阪市営地下鉄の放送集を作る際に撮影した画像から、記事にできそうなものを集めてみました。
 

今里筋線 井高野止まり

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今里筋線 井高野止まりの電車です。大晦日終夜運転の際に撮影・収録しました。
 
この後に続けて1番線(女声)の方にも井高野止まりが到着し、よく考えればそっちの方がレアだったなぁと後悔もした電車ですね()
 
 
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到着して1分ほど経過すると、表示は「当駅止まり」から「回送」に変わります。
 
1月1日0時ちょうどに発車した、誰も乗車していない今里行きを見送った際はなかなか寂しい気分になりましたが、そんなこと言ってたらこの趣味は続けれませんしね…(笑)
 

堺筋線 最終電車

動画でお聞きになった方も多いと思いますが、堺筋線では直通運転を行っている阪急線内の最終接続も併せて案内するため、最終でない列車でも最終電車用のチャイムが用いられたり、イレギュラーな放送の多い面白い路線です。
 
でも駅表示はというと…
 
 
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こちらはいつも通りなんですね…。
 
しかも右上にある「最終」の部分は他国語での案内がなく、意外と不親切な表示でいらっしゃる…(´・ω・`)
 
 
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飽きるくらい最終案内を聞いた後には、こういう光景も見れます。
 
天下茶屋行き最終と正雀行き最終はそれぞれ、動物園前駅を同じ時刻に発車するため、こういう図にはなります…が。
 
仮にも最終電車ですから途中駅で多少待ったりなどはありますので、実際には天下茶屋行きは1分ほど遅れて到着しますので、同時発車ではありませんでした。
 

堺筋線 回送車

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大方の最終が発車した0時06分ごろ、天下茶屋から天六方面へ回送車が1本だけ通過していきました。
 
0時前後になると本数が極端に少なくなりますので、営業運転させても問題なさそうですが…。
 
 
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各表示はこちらです。
 
普通の場合と同じく、「日本語→英語→中国語→ハングル→無表示」を繰り返して表示していました。
 
 

「折り返し」1

基本的に大阪市営地下鉄では折り返し運転を行う際はいったんすべての乗客を降ろしたのちに引上線などを経由して線路を変えることで、到着ホーム、発車ホームの方面を固定するようにされています。
 
おかげさまでホームを変えることなく後続の列車に乗り継いだりが可能ですが、引上線などがない、島式ホームのため不便が生じない…など、場合によってはやむを得ず到着したホームで折り返し運転を行う列車も存在します。
 
 
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有名な列車がこちら。
 
江坂駅の前後には引上線がないため、御堂筋線:江坂行きは到着後、千里中央方面行き乗り場からなかもず方面へ折り返し運転を行います。
 
 
大阪市営地下鉄の駅自動放送では、「同一ホームから同一方面へ発車する」という条件下では発順案内が流れるようになっており、この場合も「先発なかもず行き」という放送になります。
 
ただし電光掲示板では発順を表示するドット数が確保できないため、表示は出ません。
 
 

「折り返し」2

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そして有名でない方がこちら。
 
長田駅のコスモスクエア行き始発列車は森ノ宮から回送されてやってきますが、この電車は1番線に到着後に折り返し運転を行います。
 
理由は「引上線に別の電車が停車中だから」だそうです( ・ω・)
 
 
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この電車が発車するまでの間だけ発車標には「先発」「次発」の案内が出ますが、こちらは御堂筋線とは異なり放送が発順の案内に対応していないため、自動放送では「折り返し」の案内しか流れません。
 
またこの電車発車間際に引上線に停車していた電車が入線してきますので、片やコスモスクエア行きが発車し、もう片方には入線している…という珍しい光景も見れます。
 
 
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そして動画でも使用したこの画像の状態に。
 
市営地下鉄に詳しくないのでわかりませんが、出発反応灯の「←」とコスモスクエア行きを同時に撮影できるのもここぐらいでは…?
 


以上、大阪市営地下鉄のちょっとした小ネタ集でした。
 
まだ四つ橋線谷町線など終電案内を集めてない路線については、機会があれば収集して投稿しようとは思っていますので、期待せずにお待ちください。
 
 
それでは~
 
 
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