とあある方からいただいた情報に、半信半疑で出発。
東岸和田につく前に先頭車に移動。駅の様子を見てみると…
いるよ…いっぱいいる。鶴ヶ丘でも見た、作業員軍団が発車標を熱心に見てる。
というわけで、二度目となる阪和線の新システム調査開始です。
今回は主に放送を録音してたため、画像枚数は若干少なめです。
記事を見る際のBGMとして、こちらの録音した放送を詰め込んだ動画もどうぞご覧ください。
動画の最後には少し珍しい映像もつけておきましたので、ぜひご覧ください。
また、音量にご注意ください。
なお、昨日(29日)は風が若干吹いていたうえ、高架工事を行っていたため、放送により音量にばらつきがありますので、ご了承ください。
とりあえず電光掲示板を確認。
「お知らせ」を張ったままなのは、この後もしばらくの間使用しない為でしょう。
おっ関空/紀州路快速の表示が!
今までと異なり、赤色からオレンジ色に変更となっています。
今まで見づらかった文字も若干ながら改善されています。
英語表示はこちら。
…まてよ、この表示はどっかで見たことあるような……
まさか環状線の管理システムの表示をそのまま持ってきたのか!?
…と思ったら微妙に違いますね(笑)
改札前の電光掲示板も点灯しています。
さすがにここの掲示板が点灯してるというのは目立つようで、珍しがってる方も多くいらっしゃいました。
ただし、「お知らせ」で発車時刻と行先の両方が隠されているため、試験中は役立ってるようで役立っていません(笑)
電車が接近すると、放送と同時に「電車がまいります」と点滅します。
この表示、鶴ヶ丘のものよりも幅が狭められていますね。
少し窮屈そうです。
撮影中、何度か「電車がまいります」の表示が両ホームに出ている場面がありました。
…どんだけ過密ダイヤなんだよ(笑)
快速系がそろう場面があったので、表示を一気に紹介しておきます。
まず日本語表示ですが、これは4マス分確保されているため、以外ゆとりを持って表示されています。
英語表示はこちら。
こちらも以外ゆとりを持って表示されています。
は特性上、行先表示までキツキツなので、新システムになったところで結局見難いような…
そして16時20分。この時刻をもって、試験表示は終了しました。
(放送の試験自体は16時過ぎに終了。その後は新型電光掲示板のみ点灯していました)
朝の11時からずっと張り込んでいましたが、さすが期待を裏切らない。
なんとなんと、このような表示を出してくれました…
遅れ表示です!
偶然にも紀伊駅付近の踏切で安全確認を行ったため、列車に10分未満の遅れが発生していました。
遅れ表示はというと、どうやらJR京都/神戸線などと同じ表示です。
また、これもJR京都線などと同じく、遅れの最低表示は3分で、3分未満の遅れは表示しません。
遅れ表示も見れたものの、表示が同じというのがちょっと残念ですね。
まさか試験期間中に遅れ表示、遅れ放送が聞けるとは思ってもいませんでしたが、偶然は起きる物なんですね。
「おおむね18時まで」と書いてあったので、17時51分発のB快速 天王寺行きも見れるかと思いましたが、かなり早く終わりましたね。
今回の課題となったのは「待避列車の発車放送が簡易式となる」という点でしたが、これについては以下のようにして発生してる、とのことでした。
まず今回新システムで試験を行ってるわけですが、新システムで動いているのは東岸和田駅のみなので、隣の駅から来る情報に誤差が生じます。
なぜ誤差が生じるか。「隣の駅のシステムは現行のシステムのため、発車まできちんと感知できているか」という点です。
その誤差により情報は入ってくるものの、新システムに合わせた正確な情報ではないため、互換性を持たせるために処理の時間がかかってしまいます。
しかし区間快速はの発車後すぐに発車するため、変換できていない状態でシステムには「発車する」という情報が来るため、システムが処理できずに簡易式の発車放送になる、ということでした。
簡単にまとめると「処理中に発車時刻になってしまうので起きてしまう」ということです。
…さて、この短い記事を最後まで読んだところで、今回の探索中に録音できた放送を詰め込んだ動画(約27分)は最後まで再生できていないことでしょう。
動画のほうが気になる方は、こっそり分秒まで飛ばしてください。その間にある放送などは全カットとなりますが…
放送をじっくり聞きたい!という方は、「普通 天王寺行き」のよしいボイスが聞こえるまで、そのままでどうぞ。そのよしいボイスが聞こえた後、動画が急に静かになったら、素早く動画へ戻ってください。
きっとあなたも初めて見る貴重な動画が再生されていることでしょう。
それでは~
この記事を見た後、まだお時間に余裕のあるという方は、こちらの記事へお進みください。
電光掲示板の様子を録画したものです。