百済貨物駅への線路もあり、少し特殊な配線となっています。
また、待避できる構造でもあるため、朝夕の一部列車は待避を行います。
そんな平野駅には、待避と貨物線路の関係で特殊な自動放送と表示が見れます。
まずは表示からどうぞ。
狭い「回送」
通常、回送が停車する駅では電光掲示板での種別部分を3文字分としており、「回 送」と表示します。
しかし平野駅では、ホーム幅の関係で2文字幅。
そのため、「回送」と間がなく表示されます。
表示部分を拡大。
「通過」「普通」「回送」と種類豊かですね(笑)
続いて英語表示。
少々きつめの2段で「Not in service」と全文表示します。
ちょっと無理があるかなぁ…?
ここまで撮影していったん学校へ。
そして帰ってきたら特殊放送の録音です。
特殊な通過放送 「奈良方面から列車が通過します」 「天王寺方面から列車が通過します」
この特殊な通過放送、実は貨物列車の場合でしか流れません。
もし録音するという場合、日中の平野駅に張り込みましょう。
見分け方は画像のように、日中で待避しない時間帯に、3番線側に「通過」と表示されていたらほぼ間違いなく貨物の通過です。
15時半から16時半過ぎまでがねらい目(3本ほど来る)です。
そしてこちらが放送。
「奈良方面から」「天王寺方面から」と少し強調して放送します。
貨物の通過のためか、メロディーが結構長く流れます。
「奈良方面から」は少し時間が間に合わなく、雑な音声となってしまいましたorz
ただ、「天王寺方面から」は低い位置にあるスピーカーにつけて録音したので、かなり音質が高めです。
そしてまた長々と通過メロディーが流れます。
ちなみに、先ほど話した「15時半から16時半過ぎ」ですが、その間に3本の貨物が行きかいます。
まず15時半過ぎに一度、奈良方面から通過列車がやってきて、そのあとすぐに天王寺方面から貨物が通過します。
そして16時半過ぎ、再び天王寺方面から列車がやってくるというダイヤです。
その15時ごろ、ふしぎなことに、ホームで放送が同時に流れたのです。
3番線は「まもなく、3番のりばを、天王寺方面から、列車が通過します。」と先ほどの動画で後から流れる放送が。
2番線は「まもなく、2番のりばを、列車が通過します。」のみ。
…ん?「列車」?
JR西日本の、管理システムが導入されている路線では、放送の際に「電車」と「列車」を使い分けています。
普通や快速、新快速などの場合は「電車」。
回送や貨物、特急、急行の場合は「列車」。
遅延時など、列車の情報がきちんと駅に行かず、その状態で列車が運悪く入線してきた場合はすべて「列車」。
つまり、「快速」「大和路快速」であれば「電車が通過します」という放送。
じゃあ通過してきた「列車」は…?
い…105系!?
なんでこんなところに…
…吹田に検車に行ってきただけなのか?
どんだけ一気に通過すんだよw
画像もぶれて少し残念な画像。
画像がぶれてなく、105系がもっと手前だったら完璧だった…
3線を一気に電車が3本も通過する…
普通の複線だとありえないことですよね(笑)
それでは~