主な改正の内容をざっとご紹介します。
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新幹線
・「のぞみ」「さくら」の停車駅見直し
現行では「のぞみ」「さくら」は、山陽新幹線内ではほぼ同種別同停車駅として走行しています。
しかし時間帯によっては停車駅がまちまちだったり、のぞみだけが特段早かったりというものも。
そういったものをほぼ基本停車駅に近づける改正となります。
・一部「みずほ」の姫路停車
鹿児島中央行き:みずほ601号、みずほ607号(改正で追加)
新大阪行き:みずほ604号(改正で追加)、みずほ10号
以上の列車は、新たに姫路駅にも追加停車します。
◯その他
・のぞみ101号(東京→広島)・のぞみ116号(広島→東京)を定期列車化
在来線【京阪神地区のみ紹介】
◆JR神戸・京都・琵琶湖線
・びわこエクスプレスが増発
※びわこエクスプレスは平日ダイヤでのみ運転します。
◆北近畿方面の特急
・特急こうのとりの停車駅追加など
特急こうのとり4号が現在より10分繰り上がり、大阪に8時39分に到着するものになります。
・特急きのさき4号の繰り上げ
きのさき4号が、現行ダイヤよりも約15分早いダイヤに変更となります。
◆阪和線 &特急くろしお
・特急くろしお号がすべて太地に止まります。
これにより、快速運転を行う紀州路快速は朝時間帯の一部のみとなります。
・ゆめ咲線の列車が朝ラッシュ時に2本ほど増発されます。
☆多くのお客様で混雑が予想される場合、引き続き臨時列車を運行します。
・昼間時間帯の快速 王寺行きはすべて運転を取りやめます。
・昼間時間帯の王寺発の快速 JR難波行きはすべて運転を取りやめます。
※高田行き/高田発の快速は、引き続き運転を行います。
・始発列車の運転時刻が遅くなります
JR難波行きは約6分、王寺行きは約21分始発のダイヤが遅くなります。
・王寺~高田間を走行する、夜間時間帯の一部列車を削減します。
◆嵯峨野線
・土休日の列車を見直します
土休日の朝時間帯、特に乗車率の低い列車を取りやめ、利用の多い10時台の列車を充実させます。
なにこの本数削減率。
改正のプレスリリースを見た瞬間の一言はこれにつきます。
そりゃまぁ…王寺行きの快速の削減は理解できなくもないけど……
そんなに乗客がのってないってわけでもないんですけどね。空席は目立ちますが…
大和路線は数年前まで10分ごとに1本普通があるダイヤでしたが、それが消滅する代わりとして設定された王寺~JR難波間の快速。
これも消えるとなると、数年前と比べてかなりの本数が運転取りやめとなるのではないでしょうか。
それより信じられないのが、紀州路快速の各駅停車化。
もう快速じゃねえ。
B快速のほうがまだ名前詐欺しない潔い運転してますよ…。
この調子だと、朝時間帯の快速運転を行う列車がいつまで持つのか…
たった2本でも、けっこう有望な残留組だったんっですけどね…。
完全な空気輸送というわけでないのなら、せめてある程度席が埋まってるのであれば、削減はしないでいただきたいものです…。