2020年3月に実施されるダイヤ改正についてJR西日本より発表がありましたので、関西地区の改正をかいつまんでまとめておきます。
- 特急「はるか」が全列車9両編成に
- 特急「くろしお」は全列車日根野に停車するように
- 6両編成の大和路快速は廃止、みやこ路快速はすべて6両に
- 高田〜JR難波間の快速減便
- 嵯峨野線の一部列車で両数を増結
- 宝塚線 日中の快速・丹波路快速は取りやめに
特急「はるか」が全列車9両編成に
新型車両271系の導入により、すべての「はるか」号が9両編成での運転となります。
→6両編成の「はるか」号、京都駅での(折り返しの)「はるか」切り離しが消滅します。
特急「くろしお」は全列車日根野に停車するように
表題の通りくろしおが全列車、日根野駅に停まるようになります。
現在でも日根野を通過するくろしおは上り(新大阪行き)3本、下り2本しか存在しませんので順当な流れでしょうか。
6両編成の大和路快速は廃止、みやこ路快速はすべて6両に
待ちに待った吉報です。これまで大阪環状線の利用者を長年苦しめてきた6両編成の大和路快速が廃止となり、環状線を走るすべての列車が8両となります。
また利用者が多く慢性的な遅延が発生している奈良線でも、みやこ路快速が全列車6両で運転されるようになります。
→新しい乗車位置の「◯印」がなんらかの形で使われるようになるかも……?
この両数統一の犠牲を喰らったのがこの列車。
高田〜JR難波間の快速減便
10時から17時に運転されている高田〜JR難波間の快速は運転を取りやめます。
高田〜王寺間は普通電車(227系)を運転し、王寺駅で大和路快速と接続を取るように変わります。
→「快速・高田行き」の放送が貴重な放送になります。
嵯峨野線の一部列車で両数を増結
奈良線同様、慢性的な遅延が発生している嵯峨野線でも、土休日朝の普通電車を中心に8両編成で運転するようになります。
宝塚線 日中の快速・丹波路快速は取りやめに
日中の快速・丹波路快速は運転を取りやめ、新たに宝塚線の区間快速を新設します。
宝塚線区間快速は大阪・尼崎・伊丹・川西池田・中山寺・宝塚と、宝塚〜篠山口間各駅に停まります。
なお普通電車は宝塚駅での折り返し運転となります。
学研都市線で日中の快速を区間快速に取り止めたので効果が出たのか、宝塚線にも日中の快速列車削減が広がる形になりました。
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取り急ぎ要点だけまとめました。
宝塚線の区間快速新設がどのような形になるかが見ものです。にしても「塚口行きの区間快速は塚口に停まるがそれ以外の区間快速は塚口には停まらない」とは、また厄介な列車が出来ましたね。
高田快速等については早急に記録したいところです。