歴史を感じるステッカー

案内システムの更新を後手後手まわす近鉄でも、路線記号導入に伴う一斉更新を機にだいぶ旧式サインの撤去は進みました。

とはいえ完全に根だえたわけではなく、いまだに各駅1か所くらいはこげ茶色の内照式で、四角形の中に"ヌキ"で矢印が書かれている近鉄矢印」をもつ旧式サインを見ることができます。


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特に係員通路の案内やお手洗い・乗り越し精算機の誘導案内として残っている場合が大多数を占めます。

1枚目は御所駅、2枚目は尺土駅ですがかなり堂々とした形で使われていました。


これらもなかなか「見た目」は年代を感じさせるものですが、「内容」は現在でも通じるものです。

近鉄では特急券を購入すると「うらが白いきっぷ」で発券されることがまだありますし、乗車券と特急券を「2枚同時投入」することも考えられます。

同じ旧式サインでもいまはない制度だったりが書かれていると、よりレア度が上がる…そう思いませんか?


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そこで今回ご紹介する旧式サインがこちら。

喫煙コーナーを除いて禁煙であることを告知する案内ですが、後ろにうっすらと…怪しいものが見えませんか?


画像を加工してみると…


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 禁煙タイム 
7:00~9:00
17:00~19:00

なんと終日禁煙になる前の案内文がお出迎え。

いったい何年前の制度かわかりませんが、始めて見た表記にかなり驚かされました。



今回ご紹介した「喫煙タイム」は、御所駅1番線の喫煙コーナー付近にある柱に貼付されています。

肉眼で見れば目を凝らさなくても浮き出て見えますので、ぜひ見に行かれてはいかがでしょうか。


それでは~。

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