2019年を振り返る

2019年も残すところあとわずか。今年一年も駅放送・車内放送に様々な変化が見られました。

JR西日本の関西エリア、近鉄で起きた今年の主要な自動放送に関する出来事を振り返りたいと思います。

 

 

1月 / 近鉄、接近メロディ導入

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近鉄鶴橋駅に接近メロディが導入されました。事前にプレスリリースや駅での告知は一切なく、突然の導入に大きな衝撃を与えました。

 

当初はすべてののりばで同じメロディが流れていましたが、どちらののりばに列車が接近しているのか分かりづらかったためか、後に大阪線のりばのみメロディが変更され現在に至ります。

 

2月 / 湖西線にも運行管理システム連動の放送(SUNTRAS型放送)が導入される

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湖西線の各駅で運行管理システム連動の自動放送(SUNTRAS型放送)が使用を開始しました。

 

従来の放送と比べるとワンマン列車の案内が追加されている、折り返しの案内が岡山地区CTCのような言い回しに変わっている、再生速度が速くなっており声が少し若いなどの違いがあります。

 

2月 / 宇治駅放送更新 3例目の3か国語放送導入駅に

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JR宇治駅の放送が更新され、日英中の3か国語放送となりました。JR西日本管内での3か国語放送は嵯峨嵐山、稲荷に続き3駅目となります。

 

3月 / ダイヤ改正おおさか東線延伸

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2019年の出来事を振り返る上でおおさか東線の延伸は避けて通れません。放出駅〜新大阪駅間が開通し、新大阪から奈良まで直通運転が容易にできるようになりました。

 

東線の延伸に伴い直通快速の経路が変更され、これまで尼崎発着だったものが新大阪発着に変更されました。

 

3月 / A-SEAT営業開始

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もう一つの歴史的な出来事といえばこちら。新快速A-SEAT運転開始です。

 

京阪のプレミアムカーを発端とした着席需要の価値化に肖ろうと新快速の有料座席が登場。1日2往復限定で営業を開始しました。

 

3月 / 「通勤特急」登場

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快速A-SEATに続き、着席需要を見込んでJR神戸線では特急「らくらくはりま」号が運転を開始。

これを機に、通勤時間帯に着席需要を見込んで運転されている特急(らくらくはりま、びわこエクスプレス)は、駅放送や案内表示での案内が「通勤特急」に変更されました。

 

10月 / 105系ラストラン

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多数の方に惜しまれつつも105系がラストラン。和歌山〜橋本間の「臨時快速」が運転されました。

 

驚くべきは実際に自動放送でも「臨時快速」という案内が流れた点です。臨時で快速が設定された場合、「臨時列車」もしくは「快速」と流すことがふつうです。

 

実際に「臨時快速」という放送が流れた事例は、導入されてから今までの長い歴史の中で数えられるくらいしかなく、非常にレアケースといえます。

 

11月 / 特急「まほろば」臨時運転

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おおさか東線の全線開業を記念し、新幹線からの乗換で奈良へ向かう需要を喚起するため臨時特急「まほろば」号が復活しました。11月、12月の土休日限定、新大阪~奈良間ノンストップ、3両での運転とイレギュラー尽くしの設定でした。

 

12月 / 大阪マラソン開催。臨時列車運転

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大阪マラソン開催に伴い長堀鶴見緑地線千日前線で臨時列車が運転されました。千日前線では非常にレアな阿波座行きが登場し地下を湧かせました。

 

さいごに

この年内に142本の動画を投稿し、ついに投稿した動画が800本を突破しました。みなさまのご哀願に感謝いたします。

 

2020年が素晴らしい1年となりますようお祈り申し上げます。それでは皆様、2020年に会いましょう。

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