3月の第二土曜日といえばダイヤ改正です。毎年多くの列車が時刻表から姿を消し、新しい列車が時刻表に載る、鉄道ファンが一年で一番心躍らせる日がダイヤ改正当日。
待ちに待った近鉄の新しい名阪特急「ひのとり」が運行を開始するということで、1ヶ月前から入念に(?)準備をしてきたやたてつさん。「ひのとり」を優雅に楽しんできました。
↑ちなみに録音した放送がこちら。
実は「ひのとり」、一番列車を狙わなければ、運行当日でもレギュラーシートは余裕で取れるくらいキャパがあったんです。そりゃ「しまかぜ」みたいに1日1往復ではなく複数本運転していますから、冷静に考えれば当然なんですけども。
なので、通路で永遠と録音をするだけであれば、適当なレギュラーシートを当日取れば事足りたんです。
でもそんなことは露知らず。プレミアムカーで10時半打ちをお願いした結果、取れた座席が
展望席でした。初めて大和八木を通過する光景を、初めて中川短絡線を通過する光景を、フルリクライニングした座席からめっちゃ優雅に見ることができました。
乗ってみた感想
プレミアムシートに片道乗車したのでプレミアムシートの感想だけ記しておきます。一言でまとめると最高。ほかの特急と比べ物にならないくらい快適さでした。もうこの味を知ってしまったら他の特急に乗れなくなります。
背もたれは45度くらいまで倒せます。しかもバックシェル付きなので、後ろの方を気にすることなくめいっぱい倒しても憚られません。レッグレストはほぼ水平まで上げられるので、フルリクライニングするとほぼベッドみたいなものです。
しかも荷物を置ける無料のロッカーがあるため、貴重品だけ身につけて荷物を保管すれば安心して爆睡できます。さすが「くつろぎのアップグレード」と題打つだけあるなといった乗り心地でした。
ぜひ名阪を移動する機会があれば、またプレミアムシートで乗車したいと思います。