列車種別を変える電車・普通なのに通過する電車

イメージ 1 イメージ 2という表示を見たことはありませんか?
 
これは、その駅で種別を変更して運行する証拠で、JR京都線神戸線琵琶湖線の快速電車で用いられている表示です。
 
しかし、それ以外にも種別変更を行う電車はいくつかあるので、紹介したいと思います。
 
(アーバンネットワーク内のものを紹介します)
 
 

新快速→湖西線内快速(普通) 湖西線経由敦賀

この電車は、正確には3回列車種別を変更します。
平日限定の運転で、朝には逆方面の運転もあります。
 
まずは、始発駅である大阪を18:22に出発します。
 
 
京都までは新快速 の増発ですが、18時50分に京都に到着後、湖西線快速敦賀行として、種別を快速 に変えます。
(☆新快速と快速の停車駅の違いは、「おごと温泉駅」に停車するかどうかのみで、時刻表では、「おごと温泉にも停車します」という案内です)
 
その後、近江今津に19時39分に到着。
 
 
近江今津で、列車番号:3892M 運転日が全日である、普通   敦   賀 行に変更されます。
 
この電車は平日限定なので、土休日は普通敦賀行のみ運転されます。
 

湖西線内快速→京都から新快速 湖西線経由姫路行

さっきのものの逆バージョンで、同じく平日限定です。
 
この電車も3回種別変更を正確にはしますが、この電車の場合、敦賀近江今津間は、休日は別列車の運行をしません。
 
全運行で平日限定の電車です。(休日は、「快速 大阪」として運行)
 
敦賀06:10発、姫路09:32着です。
 
 
山科駅では、イメージ 3という表示も見ることが可能です。
 
湖西線で、「京都から新快速として運行」という案内があるかどうかは不明です。
 
 

琵琶湖線普通→野洲から新快速

(平日)米原09:24発の電車で、野洲までは「普通 姫路」としての運行ですが、野洲で変更して「新快速 姫路」となる電車です。
 
イメージ 4という表示も用意されています。
 
 
終点姫路には、12:01につきます。
 

(休日)休日は、近江塩津を朝早くの6時38分に発車します。
米原には、7時18分着、24分発。
 
野洲に7時58分に到着し、種別変更して新快速として、姫路に10時03分につきます。
 
(山陽電鉄沿線住民様、指摘ありがとうございます!)

JR宝塚線内快速・普通→東西・学研都市線区間快速

新三田22時34分発の電車で、尼崎までは京田辺行の快速として運行します。
 
尼崎から東西線へ入る際に、京田辺行の区間快速となります。
 
 
この電車はいくつかあり、休日はこの電車のみの運行。
平日は、
新三田21時55分発 快速→区間快速 終着:木津
新三田22時49分発 普通→区間快速 終着:松井山手
                                などもあります。
 

JR神戸線内普通→尼崎から区間快速

これもいくつかある電車です。
 
代表的なものは、西明石駅20時52分発の電車で、尼崎からは区間快速となります。
この電車は平日のみの運転です。土休日の設定はありません。
 
 

大和路線普通→奈良線快速・区間快速

朝に数本ある、大和路線からの直通電車で、すべての電車が奈良で種別を変更します。
 
・JR難波05時49分発 普通→区間快速 終着:京都
・JR難波06時11分発 普通→快速     終着:京都
・JR難波06時42分発 普通→区間快速 終着:京都
 
逆の設定はありません。なお、すべての電車が平日限定の運転です。
 
 


普通なのに通過駅のある電車

今話題の山陰方面のものではなく、都市部。それも、大阪駅のすぐ隣で起きていることです。
 
それは、早朝・深夜の宝塚線直通の普通電車なんですが、一部の電車は塚本には止まりません。(正確には止まれません)
 
 
これらの電車は、大阪駅3,4番線から発車し、転線は可能なのですが、そのまま快速線を走り、塚本を完全無視(ほぼフルスピード通過)で尼崎まで行く電車です。
 
有名な大回り列車である、大阪駅5時55分発、列車番号2525Mの福知山行き普通列車も該当し、自動放送でも注意喚起がなされます。
 
 


このほかにもあった気がしますが、思い当たる範囲だとこれだけです。
 
それでは~
 
 
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