元日乗り放題切符で山陽・北陸・サンライズ!(第三章 第二回)

広島に残りし通勤型電車。
 
残りわずかな列車に会いに、私は広まで揺られよう。
たとえそれが地元で見れるものだとしても。
 

うれしい歓迎

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瀬戸内マリンビューに揺られ始めて約5分。列車は海田市にて運転停車を行い、すぐに発車します。
 
 
…あ、そういえば。
 
海田市」と書いて「かいたいち」と読みます。「うみたし」とかではないのでご注意を(笑)
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青空も若干見える海沿いを、少し遅めにゆったり走ります。
 
 
そんな呉線ですが、実は少々難点があります。
 
それが単線が故の「行き違い」。列車の本数も決して多いわけではないですが、1時間に3本あるため頻繁に行き違いを行います。
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まず、呉線に入ってわずか3駅目の「水尻」にて、(おそらく)普通列車の広島行きと行き違い。
 
 
 
 
先ほどの写真を撮影してわずか数分後の出来事です。
 
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小屋浦でも安芸路ライナーの行き違い待ち。
 
途中のかるが浜駅では、広島行き普通の待ち合わせのため4分の停車です。
 
うーん…  「呉までノンストップ」を売りにしたいのはわかるけど、ちょっと無理しすぎてる気がするなぁ……
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来たのは今までの雰囲気ぶち壊しの末期色(笑)
 
 
そういえばこの駅、行灯式の発車表があったのですが、塩害がひどいのか針金で補強されてました…。
 
呉まであと一駅! さすがにもう止まらないだろう!
 
 
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で…でたー……
河原石でも快速との離合です。
 
ま、有料の快速じゃないし仕方ない面もあるのでしょう。
…LED表示が撮れない(´・ω・`)
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そして呉を発車。
 
 
列車の行き違い停車中も、運転手が来て「熱くないですか?」と声掛けしたり、沿線で手を振る兄弟に2発の汽笛で返したり。
どこかなつかしい光景ですね~。
 
…そういえば車内検札こなかったな。
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広島から約1時間。列車は安芸路ライナーの始発駅 広に到着しました。
 
 
 
ここで折り返し、3分後に発車の安芸路ライナーに乗車し、広島へすぐ折り返す予定です。
 
「運が良ければ」程度に思っていたある列車に、ここで遭遇することになります。
 

103系 末期色

大阪を出てから早7時間。最後に乗ったのも明朝まで行っていた終夜運転だった。
 
ここから私が乗る「安芸路ライナー」は、大阪でも普通に見れる、そんな電車。
 
 
ただ違うのは…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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色。ただそれだけ。
色が違えば当然雰囲気は全然変わるもので、普段見ているスカイブルーに染められた103系より、末期色に塗られた103系は特別輝いて見えます。(※塗装のせいです)
 
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前面幕が白色なのは広島支社名物ですが、側面幕は当然使っています。
ここで用いられている「快速」の文字は、現在JR東海でよく見れるものですね~。
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ここまで乗せていただいた瀬戸内マリンビューに別れを告げ、安芸路ライナーに乗り込みます。
 
 
途中、呉にてで同行者の方と合流し、ここからは広島駅の放送録音、そして宮島観光とまいりたいと思います!
 


次回へ続く!
 
 
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