8月16日に局地的に降り続いた大雨の影響で、福知山市内は水没する事態に。
JR各線ももちろん影響を受け、8月19日現在、福知山線の石生~福知山間が不通となっており、復旧には相当時間がかかるようです…。
それから、音鉄の皆様も。音鉄でない皆様も! レア放送の動画です。
JR西の趣味で過剰なまでに追加された放送には、きちんと「石生行き」の放送が英語付きで収録されていました。
どうぞお聞きください!
石生行き
「石生駅」。場所がどちらにあるかわからない…という以前に、読み方がわかりませんよね、これ…(笑)
こちらの駅名は「いそう」と読みます。
今までに設定された前歴がない行き先のはず。当然表示類は未対応…かと思いきや!
お 前 そ の 表 示 い つ 用 意 し た !?
なんとまあ素晴らしきかな、JR西の旅客案内の凝り具合。
「宝塚方面」こそつけられていないものの、きちんと電光掲示板には「石生」の文字が輝いているではありませんか!
さすがはJR西日本…といったところでしょうか(笑)
英語表示もきちんと「Isō」と表示。完璧すぎる…!
以上、改札前のフルカラーLEDはこのような表示でした。その他の旅客案内設備の表示を見てみますと…
液晶ディスプレイ式ではこのような表示でした。
こちらでもやはり「宝塚方面」は表示されず、「石生」のみとなっています。
ホームのものも堂々の「石生」表示。
英語表示は結構度肝を抜いてきますよ!
I s o (=磯)
この行先、発音記号を入れないと、完全に別物になってしまいますね…(笑)
工業的な分野の世界規格を制定するという機関「ISO」とは…さすがに外国の方も間違えないか(((
ホームの表示、放送は対応していたものの、さすがに車両側の表示までは対応していないらしく、無表示での運転でした。
(到着直後に「福知山」と、堂々と1分ほど表示していた、というのは秘密ですよ~(笑))
福知山─(変更)→篠山口
無事に石生行きの撮影をこれで終え、しばらくしていると…
予め時刻表を見て控えていたメモに「7:14 普:福知山」と書いてあったのですが、駅の表示は「宝塚方面篠山口」。
第二候補として挙げていた列車だったのですが…様子がおかしい。
──これはもしや…チャンスきたか?
実はJR西日本では行先変更時、自動放送でもきちんと「本日は 行き先を、◯◯ 行きに、変更しております。」と流れるはずなのですが、石生行きでは流れずじまい。
篠山口行きだったら流れるか…?
案の定、流れましたとも!
先ほどの動画の6分37秒より、行先変更の放送が収録されております。
どうぞ最後までお聞きください!
はまかぜ11号 和田山行き
「さすがにこうのとりの全面運休はやばい…」と判断されたのか、17日からずっと運転されているこちらの列車。
全車自由席で3両編成と短めですが、ほぼ空気輸送状態でしたので、発車直前に駆け込んでも余裕を持って座れるかと…(笑)
なお臨時はまかぜ号は、すべて竹田には停車しません。
英語表示もきちんと用意。Wakayama「Wadayama」の4文字が輝いています。
こちらのみの撮影となりました。
側面表示は「臨時 特急はまかぜ」。
さすがに「和田山」は持ち合わせてなかったのでしょうか?
この表示でも間違ってはいません(むしろ正しいくらい)ので、十分すぎる表示でしょう。
ちなみにこちら、見ての通り種別の英語表示は「Special Train」とスクロールします。先ほどの動画の5分22秒あたりからスクロールしている動画もつけてますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
最後に一枚!
はまかぜもまさかこんな形で臨時便が設定されるとは、思ってもいなかったでしょうね(笑)
復旧には10日程度の時間がかかるそうで、しかも道路も浸水し状態が悪いため、バスの代行輸送は無し。
当面の間、不自由な生活が続きますね…。
以上、大雨による運休で設定された、各行先変更のご紹介でした。
それでは~