*同日に放送も録音しておりますので、そちらも併せてご覧ください!
古市ダッシュ
全国中には、鉄道ファンに有名な「ダッシュを必要とする乗換」が多数存在します。
実はこの「ダッシュを必要とする乗換」行為、PLダイヤの日に限って古市駅でも、毎準急到着時に、といっても過言ではないレベルで開催されるのです。
それではこの一場面をご紹介いたしましょう。
第何回戦となっているのかわかりませんが…「のろし」を上げるのは、21時57分に3番線に滑り込むあべの橋行き急行です。
到着を見越し、すでにホームに並んでいる地元の方々で、到着後すぐにほとんどの空席は埋まります。
そこにやってくるのが、花火客を大量に載せた22時ちょうど発の準急。
花火も終わり、富田林駅から帰宅する方々のピークがちょうどこの列車辺りでして…
車内はご覧のとおり、関西では珍しい混雑っぷり。
※これでも近鉄南大阪線の最大編成(8両編成)を駆使してます。
関東のラッシュには到底及ばないものの、関西の最混雑路線・御堂筋線のラッシュレベルで詰め込まれています。
ドアが開くと同時、あべの橋行き急行の残り少ない空席を求め、快適なドア付近を求めて、準急から一斉に乗客が殺到。
すでに発車時刻を過ぎているにも関わらず、「乗り換えが終わらないために」発車できないというPL臨らしい遅延が発生するのです。
全員の目指す目標が同じ分、関東のラッシュとは異なり、比較的スムーズに降車が終わり、続いて乗車客も車内へ。
準急の乗降は終わったものの、急行側は車掌が停車駅に関しての質問攻めにあってたみたいです…(笑)
古市到着前に車内で急行に関して案内されてるはずなんだけどなぁ…。ちなみに急行は古市を出ると、終点あべの橋までノンストップです。
自分もなんとか乗り込み、藤井寺まで移動します。
藤井寺駅
基本的に各停は、この駅とあべの橋駅間の往復を行っています。
そんな藤井寺駅には少し放送に秘密がありまして…
この駅、男性放送をATOSでおなじみの津田さんが担当してらっしゃいます。
放送の例:古市行き準急(古市で御所行き連絡)等。
そしてまたまたコアな話にはありますが…
南大阪線では編成が短いため、騒音防止も含め、他駅では通過メロディーは6コーラスしか流されませんが、この駅のみ特別で8回も流されます。
でも新放送導入駅では、津田さんではなく妹尾さんに戻ってるんですよね…(笑)
※女性放送は、他駅と同じく脇坂さんのものです。
こちらは天理や高安に設置されているものと同じタイプで、きちんと英語表示も設けられています。
また、通過・回送・当駅止めは(松原のソラリーと異なり)もちろん表示されません。
乗降者数3位や隣の駅も液晶ディスプレイの発車標に変えられていますし、もうすぐ撤去されるかもしれませんね…。
*3位の駅…古市駅のこと。古市駅は切り離しや連結の数が近鉄でも断トツに多い。
さて、この駅で放送の録音を行っていたわけなんですが、その最中にダイヤに乗ってない電車がやってきました。
「回送電車」と案内されたこの電車、たしかに回送だったのですが…
その車両がですね。
あれ、さっきもどこかでお会いしませんでしたっけ((((
AY重連さん。
※内心「キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!」状態。
ここにきてシリーズ21だけだった急行の折り返しがやってきまして…
1番線に停車。
なにやら車内で乗務員があわただしく入れ替わります。
しばらくすると、来た方向に引き返していきまして…
なんとそのまま各停運用に。
数分後、2本の準急と接続したのち、発車していきました。
PLダイヤらしい臨機応変な運転ですね~(笑)
ちなみに側面幕はこちら、ソラリーは「回送」がないのか「当駅止め」でした。
シリーズ21の「回送幕」というのも、なかなかいいですね!
「区間急行」
再び古市行き準急で古市へと戻ります。
また幕が白とびして見えませんね(((
仮にもPL臨だけのレア設定「古市行き準急」。もうちょっと撮っておくべきだったと後悔…。
こちらの放送を録音し終わると同時、早々に本日6度目くらいの切符購入を行い、帰路につきました。
改札から振り返ってみると、表示されているのはほとんどが終電に近い列車ばかり。
帰ったら0時か…さすがに「22時くらいに帰る」と言ってこれは怒られるだろうなぁ…(笑)
さすがに花火の客も消えただろう…と思いきや。帰りの電車は終電から数えて3本目という遅さなのに、先ほどの準急レベルで混んでいるという。
一番疲れたのが帰りの車内だったかもしれません(笑)
グダグダと画像をご紹介してきただけのレポートでしたが、これで終了です。
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました!
それでは~