南大阪線駅放送 マイナーチェンジが続出

おはようございます。やたてつです。久しぶりの日記記事投稿となりましたが、本日は最近の南大阪線駅放送に関する興味深い変更点を皆様にご紹介しようかと思います。


皆様ご存知の通り、南大阪線には非常に古い型の放送が数多く残されています。

奈良線などで用いられている新放送と比べ案内の質は遜色なく、もしくはむしろ上等の案内をすることから強いて交換する必要がないものとみなされているのか、ことごとく現在まで残っています。


これらの放送も決して完成形ではないらしく、今に至るまで幾度となくマイナーチェンジを繰り返しておりますが、今回は昨日の収録時に確認できた変更点を数点まとめておきます。

橿原神宮前


みなさま大好き語尾伸ばしの真骨頂、橿原神宮前駅の放送に今まで見られなかった変化がでておりました。

両数の案内を削除

「まもなく2番線に次発、京都行き急行が6両編成でまいります。途中の停車駅は…」

今まではこのように典型的な位置に両数の案内がございましたが、この両数の案内が丸々削除されました。
(吉野方面は未確認ですがおそらく同じように削除されているでしょう)


なお、もともと橿原神宮前駅では両数の案内に加えて乗車位置の案内も最後に流していましたが、こちらは今まで通り流されています。どうやら乗車位置で案内できれば十分だろうと判断されたようです。


つい2週間ちょっと前に収録し、動画投稿したばかりの駅ですが、ちょうどギリギリの収録だったようでその後すぐに変更がなされました。

「白線」の表現がついに消滅

尺土、古市、河内松原、河内天美と同時代に導入されたであろう放送で、唯一「白線」の表現が更新されず残っていた…といいますか、どう考えても更新のし忘れで残されていた河内松原駅

19日、日曜日の段階でついに黄色い線へ言い回しが改められていたそうで。


さらに該当のパーツ流れる場所も今までは、

まもなく3番線にあべの橋行き準急が5両編成でまいります。
あべの橋まで停まりません。
【危険ですから白線の内側でお待ちください。】

と放送の最後に流していましたが、更新後は

まもなく3番線にあべの橋行き準急が5両編成でまいります。
【危険ですから黄色い線までお下がりください。】
次はあべの橋まで停まりません。

と、列車の概要を流した直後に流れるように変更されています。


旧型放送でこのような(南大阪線において)特殊な流し方をするのは南大阪線では高田市駅のみでしたが、今回の更新で新たに河内松原駅でも特殊な言い回しをするようになっています。

ノンストップの案内も少し変更

準急は河内松原駅を出るとあべの橋まで停まりません。

これを案内する放送も白線の表現改定に伴い変更されています。


まもなく3番線にあべの橋行き準急が5両編成でまいります。
あべの橋まで停まりません。
危険ですから白線の内側でお待ちください。

今まではこのように流していましたが、更新後は


まもなく3番線にあべの橋行き準急が5両編成でまいります。
危険ですから黄色い線までお下がりください。
次はあべの橋まで停まりません。

と、わずかですが「次は」のパーツが追加されました。

南大阪線あべの橋まで停まらない旨を流す放送は尺土、古市、河内松原の3駅で流れますが、これで3駅すべてが同じ表現になっています。


以上です。

放送更新が相次ぐ中、これらの放送もいつまで残るかわかりませんので、記録はお早めに。


それでは~!


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