近鉄鉄道まつりに行ってきた(五位堂編第二回)

当日鶴橋駅にて、1時間ほど自動放送の収集を行いました。
 
記事を読む際のBGMとして、お楽しみください。
 
【収録内容】
・臨時急行・五位堂行き
・特急伊勢志摩ライナー・賢島行
・特急アーバンライナー・名古屋行き     …etc


OSAKA SKY VISTA

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近鉄バスのコーナーではグッズ販売・廃車部品即売のほか、7月より運行を開始した2階がオープンデッキになっている市内循環観光バス「OSAKA SKY VISTA」が展示されており、好評を博していました。
(運転席に座っての記念撮影が行われていましたので、正面からは撮影しておりません)
 
普段は大阪上本町の高速バスセンターから大阪城通天閣あべのハルカスなどをぐるっとめぐり再び上本町に帰る、というルートで循環運転してる観光バスとなります。
 
おそらく今回の件で初めて知った…という方も多かったのでは?
自分も今回見るまで知らなかった一員ですし(((
 

休憩電車としまかぜ号

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ちょうどこのころ、場内放送にて「しまかぜが本線を通過する」との案内がありましたので、本線脇の通路のところにまでやってきました。
 
すると見るからに場違いな異彩を放つラッピング車両が停車しているではありませんか!
 
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このとんでもない装飾が施されている車両ですが、実は普段は白塚─賢島方面ワンマン普通を担当する車両。
(右の画像は白塚駅にて撮影)
 
 
 
塩浜で定期検査のみならず全般検査ができる為、大阪の方へ顔を出すのは非常に稀なことなのです。
 
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車内の停車駅表も名古屋輸送統括部仕様となっており、急行・快速急行運用につく名古屋側の車両と統一されているために上本町まで一応は書かれていますが、この電車が来ることは当然ながらありません。
 
まさか五位堂で名古屋線の車両を見ることになるとは…意外でした。
 


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それでは少々本編から離れて、しまかぜの撮影へとまいりましょう。
 
先ほど高安にて撮影してしまった分、特段しまかぜを撮影したい訳でもありませんし、休憩電車からゆったりと座りつつ、騒がしくなったら撮影するスタイルで待ってみます。
 
するとどうでしょう。
 
こうして気を抜くと「かぎろひ」が通過したりする大阪線ですから、油断は禁物。結局座ることすらままならない5分間が続きました…(笑)
そういえば「かぎろひ」運行開始以来、毎年のように本線側を必ず走らせてますよね~。
サービスなのか、何かの団体の回送なのか…ちょっと謎です。
 
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そして通過するしまかぜ号。本日に限り非常にゆっくりと走行します。
ご覧のように柵には、あふれんばかりの人、人、人!
しまかぜの人気ぶりがわかる一枚となりました。
 


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ちなみに休憩電車は先ほどのカオスな3両編成のほかに、普通の塗装をなされている3両が用意されていました。
(両列車間は連結されておらず、行き来するには一度電車からでなければならないという…。せめて連結していただきたかったです)
 
昨年は「普通・東山」なんていう珍幕を提出していましたが、今年は両列車共に「回送」幕でした。
 
 
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表示ではなく幕だけでしたら…このように「あなたも車掌、「扉よし!!」」という車掌業務を体験できるコーナーにて使用されていたシリーズ21(手前)ワンマン普通・東花園を提出していた程度です…。
 
幕鉄的には今年は見事なほどに不作!
 
 

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奥のものは「快速急行・京都」と…って自虐してんじゃねえか(((
*近鉄京都線には以前、竹田・丹波橋大和西大寺・新大宮にのみ停車する快速急行が運転されていた時期がありました。
乗降の多い高の原などを通過することから利用客は延びず、さらに誤乗も多かったため2003年に急行へ統合のうえ廃止されています。
 
自分から黒歴史を引っ張り出してくるか…その根性は認めよう。 
 

検車庫内部へ

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それでは検車庫内部へと潜入していきたいと思います。
 
五位堂車庫の特徴はやはりその内部構造にあります。
他社の車庫と異なり壁を設けず開放的にし天然光を取り入れることで、「暗く汚い」というイメージを払拭する非常に明るい検車庫内となっています。
 
 
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なんでもグッズなどに加工し、販売することに定評のある近鉄氏。
 
奈良線で実施用されていた100年前のレール」を5000円という破格で売り出したかと思えば、今度は「90年前」というなんとも微妙なカットレールを売り出していました。
 
「あと10年寝かすという案は無かったのか」なんて突っ込んではいけませんよ?
問題はそのレールが販売されるまでどういった使用法がなされていたか、と言う点です。
 
 
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見づらくて申し訳ないですが、右上の画像から何となく察していただけますでしょうか。
 
何とこちらのレール、河内花園駅にてホームの補強材として使用されていたレールが、ホーム解体の際にひっくり返してみれば年代物だった、といった経緯があったそうです。
 
商売上手と言っていいのか、グッズの収益への執着心がすごいと表せばいいのか…微妙なところです(笑)
 
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ちなみに同じ列には、高架化により地上戦の廃止された奈良線:八戸ノ里─東花園間の駅名標などがオークション形式で販売されていました。
 
 
その中にあった「若江岩田」の駅名標ですが、某迷列車小ネタの人の友人が落札し、提供なさったそうで…。
おめでとうございます!


次回へ続く!
 
 
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