遅延レポ(2015,03,28)(前編) 遅延準備はもう万端?

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2015年3月29日、おおさか東線の延伸開業に向けた準備工事のため、学研都市線:京橋~放出間が、19時以降全列車運休となりました。
 
今回の工事で京橋方面行きが新ホームへ移動しまして、今度の5月16日の工事で木津方面行きが新ホームへ移動される予定です。
 
 
それはさておいて。
 
この運休騒ぎで普段みられない設定が祭りのように続々登場する…のですが、その前にサプライズプレゼントがありました!
 
運休40分前の尼崎駅の状況です。どうぞご覧ください。
 
 
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な ん で お 前 も 遅 れ て る
 
この日、JR宝塚線にて人身事故が発生したおかげで、なんと運休40分前にして早くも次々列車が消えていくという始末。
 
運休に備えて早めに帰宅する客で、さらにごった返す車内。
そこに来たのは定期列車すらまともに運転されないJR東西線経由!
 
運休直前に止めるとは殺生な(´・ω・`)
 


今回の東西線 運休に伴い登場した変わり種列車の放送を集めてみました!
 
定期では早朝にしか設定されないものや、通常設定されるはずもない列車の他、「木津行き最終の区間快速・京橋行き」という謎列車も収録!(汗)
 
ネタバレ要素もガンガン含んでいますが、どうぞ最後までお楽しみください(笑)
 


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では尼崎から離れて、さっそく京橋駅へと行きたいと思います。
 
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乗車したのは人生2度目の体質改善車!
 
一応表示も一通り回収しておきましたので、再現される方はご自由にご使用ください。
 
 
…まさか現物を見ずに再現しようとしてらっしゃる方はいないと思いますが、一応お知らせしておきますと、この画像では発色が現物とあまり似ていません。
 
色は次の画像をご参考にどうぞ!
 
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この列車はJR神戸線からの列車だったため幸い遅れはありませんでしたが、本来先発である18時16分発、快速はJR宝塚線からの列車。
 
というわけで先発に昇進し、多数の乗客を乗せて京橋駅に到着しました。
 
 
この発順を繰り下げられた快速はどうなったかといいますと…?
 


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快 速・長 尾 行 き …だと!?
 
さっそくあらわれました、噂の突発行き先「長尾行き」の登場です。
 
苦しくも放送は行き先変更案内まで流れませんでしたが、画像だけで語るに事足りる突発具合でしょう。
☆「普通・長尾行き」は多数存在しますが、「快速・長尾行き」は存在しません。
 
…というか快速しか並んでないんですが…(汗)
 
 
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どうやら駅手前で停車していたようで、予告放送が流れ終わる間もなく入線。
 
車掌氏も手際が良い方らしく、きちんと快速・長尾行き、しかも新しいラインカラーに合わせてラインカラー:ピンクでやってまいりました。
なおこの後、消えたはずのライムグリーンの幕が幾度となく登場します。
 
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側面幕はこちら! ROM更新車が充当されていました。
 
続いて入線してきた直快、快速を飛ばして、最終列車の普通・同志社前行きをご覧いただきましょう。
 

最終普通 同志社前行き

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最終列車らしさは一切なく、ただただ先着案内を流していました。
☆Nara氏提供の画像の場合はこのように画像内に記載しますので、お知らせします。
 
この後の快速が全列車取りやめを食らったため、SUNTRASが自動的にこうした…のでしょうが、決定的な問題点が一つ。
 
輸送指令とSUNTRASが別々に計画を組んだ場合に発生する…
 
 
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矛盾。
車両側は「快速」、駅表示は「普通」…(´・ω・`)
しかもSUNTRASさん、行き先を勝手に変えちゃってるし…(笑)
 
動画にも音声を入れていますが、この時の放送担当の方がどうやら鉄道ファンの方らしく、自動放送にかぶせる時も少々遠慮がちだったり、幕訂正の業務連絡も入れられたりと、自動放送が最後まで流れなかった割には濃い内容となっています(笑)
※SUNTRAS…列車の運行を自動的に計画して、それに従って信号を変えたり、駅の表示や駅自動放送などを担当する、JR西日本の「運行管理システム」の名称。
 
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車両側は幕訂正中…。
 
結局最後の最後まで、SUNTRASは「これは松井山手行きだ」と言い張り続けたようです(笑)
 
 
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最終列車の発車間際には、仕事を終えたであろう乗務員が集まり、何やら会議に。
 
…まあこれが「快速か普通か、同志社前止めか松井山手行きかどっちやねん!」という題材でやってた、というのは言うまでもないでしょう(笑)
 
先頭付近でもつり革がつかみにくくなるほどの混雑で、多数のホームに残りたい鉄道ファンをホームに残し、運休区間の最終列車は発車しました。
 
 
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ホームの発車標は一仕事を追え、いったんは安堵につきます。
 
この後、2番のりばには京橋止まりの電車が次々入線することになるのですが、少なくとも私が見てる間にはそのような列車は見られませんでした…。
 
 
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封鎖された学研都市線ホームへの階段。
 
事前から駅のポスターや電光掲示板にて、あれほど予告されていたにもかかわらず「そんなん知らんかった」の嵐で、客も駅員も困り顔。
 
そんなことはいざ知らず、JR東西線ホームへ行きましょうか()
 
 

消えた乗車位置

今回の運休では、運休放送が動画に入っているように、全列車を運休する、という形でダイヤを変えています。
 
これで後日ダイヤを打ち直す必要がなくなるため、次の日の始発には楽に運転再開できると踏んだわけです。
 
 
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対して全列車運休につき合わされたSUNTRAS。
 
システムが処理に悲鳴を上げてしまったようで、ご覧のとおり両数ミステリー列車が大量生産されてしまうという状態になってしまいました。
 
自動放送では
…電車は、7両で 到着します。停車駅は…
と、停車駅案内をすっ飛ばして案内をするため、かなり違和感のある放送になっています。
 
ただし両数は打ち込まれているようで、きちんと案内されていました。
 
この時、後ろの踏切では予想外な作業が行われていたのですが、その作業とは…!?
 


次回へ続きます。
 
 
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