遅延レポ(2015,07,17)(1日目後編) 梅雨 + 台風 = (遅延)無限大!

「調整中」メドレー

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JR京都線方面は難を逃れ……と言ってもこの後駅間停車、運転打ち切りの嵐が待っていたのですが……運転している状況。
 
対して神戸以西の終日運休が決定しているJR神戸線ではご覧のとおり、電光掲示板は仕事を投げ出し「調整中」のみとなっていました。
 
 
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列車も来るには来ますが7両編成の普通が1時間に2本来ればいい方で、遅延時の対応力の弱さを物語っています。
 
関係私鉄各社で振り替え輸送を受けれるのが唯一の救い…といったところです。
 
 
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ちなみに電光掲示板は列車入線時も「列車がまいります」のみで、自動放送も簡易放送。
これはSUNTRAS(運行管理システム)ごとやられてるっぽいなぁ…。長引きそう。
 
駅員さんも案内に精いっぱいで、しかも情報が回ってこないものですからあいまいな放送しか流せず、現場は大変そうでした。
 
マニュアル通りに「次の電車をご利用ください」と放送するのはいいですが、次の電車は 4 5 分 後 の快速・尼崎行きですよ…?
多少寛容になってもいいのではないでしょうか。どうせ遅れ回復の見込みなんてあったものじゃありませんし…。
 
 
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命からがら生きながらえているJR京都線:普通・京都行きと一枚。
 
一応運番が設定、表示されてはいますが、どこから算出しているのかが気になるところ。
それとも設定解除忘れ?
 
ちなみに車内放送曰く、さすがに混雑がひどすぎたためか女性専用車の設定は解除とのことでした。
 


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再びJR京都線ホームへ。
 
18:52発の新快速(※運転計画なし)がしぶとく残り、遅れ105分と中途半端に3桁遅れの快速が表示され、運転を取りやめているはずの新快速が「当駅止」で出ていたり…そうそうたる面構えになっていました。
 
唯一まともなのが普通・京都行きだけじゃねえか…((((
 
 
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気になる快速はというとこちら!
何の変哲もない223系8両です( ・ω・)
 
気のせいかアンダーラインが青(本線系統)では無く紫(嵯峨野線)な気が…。気のせいか。
 


イメージ 7自動放送も録れない以上はこれ以上いても仕方がないと区切りをつけて、一日目はこれで大阪駅を去りました。
 
しかしこのまま終わるのは面白くないので、帰りについでに天王寺駅へ。
 
「さすが阪和線」ともいうべき面白いネタを、3つほど回収できました(`・ω・´)
 

ネタの宝庫

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22時頃になると雨量運行規制が解除される路線も現れ始め、環状線大和路線では徐々にダイヤが回復しており、珍しく通常ダイヤに近い本数を確保することに成功していました。
 
対して同じく環状線を共有する阪和線鳴り物入りで新システムを導入した成果を見せる時が来ました。
今までに幾度となくそのタイミングはありましたが、イマイチ成果が出せてない。ここぞとばかりに頑張ってほしいところ…ですが。
 
とはいえそこは問屋が卸さない(´・ω・`)
環状線システムではなんとか取り繕えていましたが、阪和線ホームをチラッと覗くとこれです…。
 
 
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快速走らす気ないねぇ、君(`・ω・´)
 
しかも到着まで55分ってどうよ、55分って。今どこ走ってるのさ…。
ってか15番のりばで表示されていた22:39発の快速・東岸和田行はどこ行ったし。
 
 
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そして普通列車ののりば変更。
 
新システム更新前から稀に発揮されますが、先ほどの電光掲示板に表示されていないところを見ると発車まで相当時間がかかるようで…(汗)
 
旧システムも遅延時には弱かった面が多かったですが、新システムでこれじゃあなあ。声を荒げて「どこが改善じゃぁあ!!!」ど怒鳴る旅客の気持ちが分かります。
 
 
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旧システムのころから自由気ままだった1,2番のりばの電光掲示板は更新後も相変わらずで、終日運休の決定した日根野南行きを表示していました。
 
この御坊行き快速はこの日は和歌山止めとして運転されましたが、7月20日現在は箕島行きとして運転されています。
 
箕島行きについては現在放送収集中です。もうしばらくお待ちくださいませ!
 


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通常ダイヤに戻そうと必死の大和路線も、阪和線にかかればこの通り。
 
ま さ か の 重 複 。
 
写真右下に停車中の列車が「はるか44号」なのですが、これは…いったいどういう状態で(汗)
 
 
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遅れ時分は「当駅止」には表示されない設定になっており、2段目の方にのみ表示されていました。
 
 
なお、阪和線天王寺止まりの列車が天王寺駅18番のりばに入ることは基本的になく、(阪和線に返せなくなるため)こういう場合にはそのまま運転を続けます。
 
 
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列車の方の表示もこの通り。発車標に反して京都へ行くと主張されてらっしゃいました。 た ど り 着 け た か は 知 り ま せ ん が 。
※このおよそ30分後、JR京都線:吹田─京都間の雨量規制抑止が決定しました。
 
 
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このはるか発車後、2段目に重複して表示されていた「はるか44号」が残ればそれこそ悶絶ものでしたが、ちゃっかり消されてしまいました。おもしろくない(´・ω・`)
 
 
さすがに終電まで見張るつもりもなかったので、この日はこれで帰宅。
 
翌日、雨量規制のおかげで荒れに荒れた車両運用や、総雨量が規制値を下回らない影響で、「今日は通常ダイヤに戻ってるだろう」と過信した通勤客に牙をむくのでした。
 


翌日分に続く!
 
 
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