和泉砂川駅 6色の「くろしお」乗車位置調査!

今回の「珍放送」は、あまり目立たない阪和線の特急停車駅「和泉砂川駅」からご紹介いたします!
 

和泉砂川駅は2面4線の退避設備を持つ駅で、この駅で折り返す普通列車も存在するなど、日根野以南の阪和線の輸送において運転上の小規模な拠点駅になっています。
 
また2015年のダイヤ改正以降は、ラッシュ時に快速と紀州路快速の緩急接続が発生したり、一見不思議な場面とも遭遇できる駅です。
 
 
この和泉砂川駅には、あまり取り上げられることもありませんが、この駅だけの特殊な特急乗車位置が存在します。
 
いつかの尼崎駅を思い出させる6色の乗車位置です。
 
 
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和泉砂川駅のホームはもともと8両分しかなかったため、くろしおの和泉砂川停車と同時に、9両運転時のホームが問題に。
 
そこでエレベーターの増設も兼ねて9両対応工事で天王寺方に1両分延長した際、6両時と9両時でそもそものドア位置が異なってしまう事態が発生してしまい、仕方なく分けることで対応しています。
 
基本色となる
・「 黄 」(くろしおA:新型 6両運転時)
・「 赤 」(くろしおB:オーシャンアロー車両 6両運転時)
・「 青 」(くろしおC:381系車両 6両運転時)
のほかに、いったいどういった色が存在するのか。
 
どうぞお聞きください!
 
 
まぁ…分けるためなら仕方ないとはいえ、「くろしお」と全く合わない色のオンパレードで……(汗)
 
以前はこれに加えて、381系の展望グリーン車なしの編成向けに茶色の乗車位置もあったとのことです。
 
 
尼崎では「橙色」と「黄色」や、「赤色」と「桃色」など線引きの微妙な乗車位置が多々存在しましたが、和泉砂川では改善されています。
 
…ただ、その代償として与えられた「黒色」がホームと同化してかなり見づらいので、できれば変更をお願いしたいところ……(汗)
 
 
381系車両「くろしおC」の引退まであとわずか!
 
はたして引退と同時にやってくる289系車両は、「くろしおC」として新しく乗車位置が設けられるのか、それともドア位置を合わせて減らす作戦に出るのか!
 
楽しみなような、悲しいような10月30日まで、あとわずかですね…。
 
 
それでは~
 
 
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