【'16年元日乗り放題】 新春音鉄放浪記 (第二回)

サンライズ瀬戸・出雲

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午前4時半、サンライズの到着まであと1時間といったころ。
 
ふと新幹線ホームを見上げると、なんとすでに発車標が表示を出しているではありませんか!
朝早くからご苦労だこと。
 
…それでも素子欠けが少ないところを見ると、よほど在来線よりも大事に見られているんでしょうか。
 
 
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さて、入線まであと10分といったころ。
 
ホームを2つほど通り越した向こう側の播但線ホームに、朝のみ運用のある221系での普通列車・寺前行きが姿を現しました。
 
 
姫路駅でのサンライズ号の予告放送は、入線の5分前に1回だけと事前に知っていたため、今までの録音設備だったらさっと片付けて撮影にいけるのですが…
 
あいにく規制対応のおかげでそう簡単に片づけれるものでもないため、今回は遠くから見守るだけで我慢、我慢…!
 
 
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さてさて、5時25分、待ちに待ったサンライズが到着しました!
 
2時間待ったかいあって放送の方もばっちり…だとよかったのですが、姫路・京都駅のお家芸といってもいい「別のりばの放送でつぶれる」現象がここでもいかんなく発揮され、予告放送は惨敗でした…(笑)
 
 
動画の方もこちらに貼付しておきます。
 
南は「西鹿児島」(現:鹿児島中央)から、北は「札幌」まで、往時の特急が行き先としていた駅名は全て持っているものの、琴平行きは未対応でして、表示・放送はおろか、駅員さんすらも「高松・出雲市行き」と案内する始末。
 
せめて駅員さんくらいは「琴平行き」といってもよさそうですが…。
 
 
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側面幕はこちら。
 
わざわざ「琴平」に対応させるためだけに幕を交換するという意気込みもむなしく、駅側が未対応では…ね。
 
 
終夜運転時くらいしか撮れないということもあり、撮影者もまばらな中、定刻通りに発車していきました。
 

いざ、新幹線へ!

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さて、新年があけて早くも5時間半が経過しましたが、今年初めての運行情報板の仕事がさっそくやってきました。
 
遅延し始めたのはJR宝塚線
架線に霜がついているということで、宝塚─新三田間が遅延してらっしゃいました。
 
終夜運転区間は宝塚までなので、霜取り列車も走っていない箇所ではしょうがないですね…。
 
 
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ここからは元日乗り放題切符の利点を生かし、新幹線にて岡山へと向かいたいと思います!
 
ここ姫路駅にてこの先使う新幹線の座席指定もしていただき、準備は万端。
 
いざ西へ参らん!!
 
 
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…とその前に、上り始発ののぞみ102号、東京行きを見学( ・ω・)
 
発車時刻の20分前だというのにすでに到着しており、またこの時間でも号車によっては窓側は埋まっていたりと、意外な乗車率でした。
 
 
ここで新幹線ホームで初となる、録音機材の使用試験をしました。
 
この後、念願の防府駅での「防府おどり」収録時に判明するのですが、実は防府駅のあのスピーカーよりも新幹線ホームの方がスピーカーの位置が高かったという…(笑)
 
地元南大阪線の女声と同じ方が担当してらっしゃいますので、聞きなれた声で「東京行き」と言われるのは少し複雑でした。
 
 
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続けてこの後、定期列車では2本のみとなる、姫路停車の「みずほ」号 鹿児島中央行きも収録!
 
あからさまに録り直したと思われるパーツが多いのもいい感じでした(笑)
 
ただ動画にするにはベル音が長すぎるのが難点でしょうか…。
 
 
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「みずほ」の10分後を追ってやってくるのが、今回乗車する「ひかり441号」の博多行き。
 
この列車は早朝に走るということもあり、自由席が多めにとられていることも特徴です。
 
 
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グリーン車を挟んで前後に自由席枠が確保されており、1号車から7号車、13号車から15号車の合わせて10両が自由席となります。
 
余裕をもって到着せずとも座れる快適さ…(笑)
 
 
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例の「油をかぶったお客様」事件を受けていろいろな対策が練られていますが、それに関連してか、以前は見かけなかった注意書きが見られました。
 
おそらくこの座席が最後尾となった際に、座席の後ろに荷物を置く際の注意書きかと思われますが、もう少し見やすい位置でないと意味がないのでは…。
 

実家へ向けて帰る方々を乗せ、列車は一路博多へ。
 
徐々に乗車人数も増えていく中、四国の玄関口となる岡山に到着しました。
 
 
新幹線の駅自動放送…リベンジするならやっぱりここでしょ!
 
 
次回へ続く
 
 
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