阪神車での自動放送(奈良行き各駅停車)

近鉄が主要本線全線に車内自動放送を拡大したのと時を同じくして、阪神電車でも自動放送をタブレットから入力できる端子を持った編成が登場しました。

噂には聞いていたもののまだ目にしたこともなく、試験的に導入しただけなのかなーと思っていたある日の早朝。
阪神車の奈良行き各駅停車に乗車したところ、そちらが偶然自動放送を流すことができる編成でしたので、奈良まで通しで収録しました。




現在のところはまだ数も少なく賭けるには心細い存在ですが、当たった時のメリットが多いのも事実。

阪神車で録音する場合のメリットは以下の通りです。

①音質が保証されている
当然ですが丸屋根の編成よりはずいぶんと後世に造られた車両ですので、音質はお墨付きです。
戸閉予告も超高音質で録れます。

②スピーカーが多い
近鉄車、特にシリーズ21と比べると、スピーカーの数はこちらの方が多いため、場所に苦労することはありません。
また車端部にもスピーカーがありますから、目立ちにくい点も非常に便利です。


一方デメリットがとしては、根本的な問題になりますが近鉄車よりも混みやすいというところがあげられるでしょう。

車両自体が短いため非常に混み合う場合があります。ラッシュでなくても混雑している場合が多いため、収録に最適とは言えません。


修正された「枚岡」

導入されてすぐ疑問の声が上がった放送のミスとして、「枚岡」の発音が挙げられます。

関西弁イントネーションでは「ひ↓ら↑おか↓」といった風に「ら」の部分にアクセントが来るのですが、導入当初は「ひ↑らおか↓」という風に「ひ」の部分にアクセントが掛かっていました。

さすがに意見として伝わったのか、今回のROM更新でアクセントの位置が「ら」の部分へと訂正されています。



残念ながら阪神車ならではの放送というものはなく、すべて近鉄車の運用と同じ内容が流されています。

ただ一つだけこれによって聴けるようになるかもしれない放送が増えまして、それが「菖蒲池臨時停車」でございます。

現行ダイヤでは平日朝に菖蒲池に臨時停車する快速急行がありますが、こちらは阪神車での運転となっています。
このまま数が増えていけばいつか自動放送でも流れる時が来る…はず!

この一点のみが楽しみです…(*´∀`*)


以上、阪神車での自動放送と奈良行き各駅停車、再収録のまとめでした。

それではー!


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