車内放送の音質が十数年前の品質で止まっていたこの両路線にようやく音質改善の波がやってきました。
ラインデリア内にスピーカーが設置されているのが最大の特徴で、音質についてももとから“他と比べればまだマシ”と揶揄されていた車両でしたが、今回めでたく本当に音質がよくなっちゃいました。
長い間待ちわびた音質改善がようやく叶った…というところです。
更新されたのは他にも…?
シリーズ21系列の車両では最初から戸閉予告放送が備わっており、ボタン操作1つで「扉が閉まります」と流すことが可能です。
これは全系列統一でもとむらみちこさんが担当されていました…が、今回の放送更新で同形式では大阪市営地下鉄の車内放送を担当されている、秀平さん吹き込みのものへと変わりました。
これにより
・主案内男声(津田英治)
・主案内英語女声
・広告放送女声(秀平真由美)
・戸閉予告(もとむらみちこ)(すべて敬称略)
と、近鉄最多の4名入り乱れた体制から3名へと少しだけ落ち着くことに。
それ以外は更新なし
戸閉め予告の声優が変わった以外は昔のままです。
次の放送装置更新時、もしかすると他の主要路線で用いられているタブレット端末と同じ声になるかと不安視していましたが、幸い心配無用でした。
テンション高めの英語放送もそのまま残っています。
デネクステイショネイズ
ナガァタァア(*´ω`*)
貴重な津田英治さんの車内放送が高音質になり、音鉄としては大変嬉しい限りですね(*´∀`*)
まだ見ぬ鉄路を夢見て
…延伸自体はほぼ凍結に近くなってしまいましたが。
通常こういった終端駅への到着時には「終点です」というフレーズが流れますが、学研奈良登美ヶ丘到着時に限り終点と一度も言うことはなく、代わりに途中駅止まりであることを表す「この駅まで」という表現が用いられています。
ホームの構造も中間駅にしやすい島式ホームの構造です。まだ先の見えない延伸を夢見て、録り直す必要がないよう工夫したのでしょうか。
とりあえずは全面更新を免れとりあえず一息といったところでしょうか。
ワンマン自動放送ながら無理やり大阪市営地下鉄に使用を合わせた仕様ゆえ、他路線と比べるとかなり独自色の強いところが、何より最大の特徴であるこの路線。
これからも末永く使用してほしいところです…。
それでは~!