▲旧放送の動画。すべての行き先と放送パターンを収録しています。
いまだ「白線」という表現を使っており、また放送の案内自体が不十分なもので兼ねてから気をかけていた駅ですが、ついに更新を食らったとのことです。
すべてを録り切れていませんが、日中のパターンの列車をとりあえず録音して動画にしてみました。
すっかり聞き違えるきれいな声になっちゃって…(´ω`;)
幼いころ私に英才教育を施した旧放送とは似ても似つかない完全な大阪線型新放送です。
放送装置自体が更新されており、音質も非常に向上しています。
変更点を挙げるとなると「1から10までぜんぶ」と言いたいものですが、細かく見ていきますと
■接近放送
・種別が流れるようになった
・行き先が流せるように(下り)
・両数を流すことができるようになった
・「白線」→「黄色い線」に変更
■到着放送
・到着放送での列車案内が廃止、駅名連呼と通過待ちの有無の案内のみに
■発車放送
・戸閉の注意喚起が廃止
このようになっております。接近放送は大幅に案内の質が向上しましたが、それ以外の放送では旧放送の方が勝っています。ぜひこのあたりは旧放送に合わせてほしかったところです。
放送開始ポイント(ポイント通過の前後)は変更ありません。
■疑問点
完全な大阪線型新放送に変わっちゃったということで浮かんでくる疑問点が少し。
・終電の案内は流せるのか
・古市切り離しの案内(始発の吉野行き)は流せるか
・古市からの化け(古市行き→河内長野行きなど)には対応しているのか
この辺りが気になります。
要するに接近する列車の種別、行き先、両数意外に雑案内は流せるのかという問題です。
後者も同じくはたして切り離しの案内、化けの案内を流す必要があるかが問題です。
大阪阿部野橋駅では全列車でそういった案内を流すように設定されていますが、はたして今川では…。ここも大きな謎です。
また落ち着いたころにじっくりと観察したいところですね。
子供のころから慣れ親しんだ放送だけに、いつかは録りたいという思いで2年前の11月に録音を行いましたが、今思うとよく決行したなと過去の自分に称賛を送りたい気分です。
今川、今川でございます。あべの橋まで各駅に停まります。
3番線を電車が通過いたします。しばらくお待ちください。
3番線を電車が通過いたします。しばらくお待ちください。
こんな中途半端な詳細型放送ですが、子供のころから大好きだったんです。
きちんと記録をしていて本当によかったなと心の底から感じました。
南大阪線は他にも旧型放送を使用している駅が山のようにあります。…というかほとんど全部旧型放送と言っても差し支えないレベルです。
他の駅も少しペースを上げて回収していきたいところです。
それでは~!