おうち待機で暇を持て余しすぎて、自分が欲しい経路の架空鉄道を作ってしまいましたところ、予想外に反応がありましたのでここにまとめておきます。
役割と展望
南北の移動が弱い阪奈地域を縦に結び、主要な路線間の連絡輸送を担います。
接続路線は北からJR京都線、阪急京都線、京阪本線、JR学研都市線、近鉄けいはんな線、近鉄奈良線の順です。いずれも通勤通学の需要が高い路線であることから、長期的に運行を続けることで、徐々に継続的な利用者が増やせると見込めます。
また沿線の北生駒〜氷室間には未開発の地域があることから、将来的には宅地開発を行うことで、不動産経営による収益も期待できます。
課題
北側区間は比較的市街化が進んでいる地域を通り抜けるため安定した利用が見込めますが、杉山手駅から学研北生駒駅の間は山間部を経由するため、先述の宅地化が成功するまでは利用者数が厳しい数字となりそうです。
また学研北生駒駅〜学園前駅の区間では、通勤通学を除いた買い物等“おでかけ”目的での外出の目的地が、すでに大阪で確立しているため、枚方や高槻方面への積極的な集客を行う必要があります。
路線について
全長32km、駅数21駅、全線複線の電化鉄道です。
以下、配線図とその説明です。
始発となる高槻松が丘駅を出てから西長尾までは地下区間となっています。長尾からは山地を川沿いに高架線路で走り抜け、学研北生駒駅の手前でまた地下に潜り、学園前駅へと辿り着きます。
建設費を抑えるため、長尾以外の主要駅では、待避線を主要駅に設けずその前後の駅に配置するようにしました。
高槻松が丘駅の北側に列車を8編成留め置ける留置線があるほか、学園前駅の前後にも4編成留め置ける留置線があります。検車区は穂谷総合検車区のみ。用地確保がスムーズに済むよう山地に設けました。
運行形態
全列車、4両編成のワンマン運転を行います。
種別は普通と急行の2種類を運行します。高槻・枚方・長尾の3主要駅間は近距離にあることから、普通電車で需要を担い、急行は主に【高槻・枚方・長尾】⇔【生駒】間の阪奈輸送に重点を置きます。
みんな大好き特別停車や連結・解放等は一切ありません。いたって真面目な鉄道です。
以下、大まかな運転間隔です。時刻は始発駅の出発時刻を表します。
05:20 始発
↓ 普通 15分間隔
06:00
↓ ラッシュ輸送 普通7, 15分間隔、急行15分間隔
09:30
↓ 普通15分間隔、急行20分間隔
16:30
↓ ラッシュ輸送 普通7, 15分間隔、急行15分間隔
21:00
↓ ラッシュ輸送 普通7, 15分間隔、急行20分間隔
22:30
↓ 普通15分間隔
00:00 終電
*始発電車は枚方松が丘、学園前のほか長尾発の電車も運転する。
*高槻側の最終電車は長尾止まり、生駒側の最終電車は高船口止まりとし、それぞれ終着駅到着後は穂谷検車区へ回送する。
高槻松が丘~学園前間の運転を「大運転」、新高槻~長尾間の運転を「小運転」とします。
普通電車は、大運転が終日に渡って15分間隔で続きます。朝夕の混雑時間帯には小運転を挟み、利用が多い区間の通勤需要に対応します。
急行は6時~22時に大運転のみを実施します。基本的には(近鉄奈良線の快速急行と接続を図り)20分間隔、朝夕の混雑時間帯のみ15分間隔で運転します。
朝夕のラッシュ輸送時間帯を除いて、急行と普通で運転間隔が異なることから、線内には退避設備を持つ駅を多めに配置しました。これを有効活用して、等間隔で運転できるようダイヤを組みます。
また駅名標や案内サイン類の準備が出来ましたら、別記事で上げますね。とりあえず今日は路線の設定に絞っておきます。
以下、ノリに任せて作った広報ポスターです。