お待たせいたしました。先日募集しました「近鉄の駅放送を組み立ててみよう」企画の動画が仕上がりましたので、先ほど投稿させていただきました。
ご応募くださったみなさま、ありがとうございました。
まず誤らないといけないのが、動画のエンコードに思ったより時間を要してしまいまして、普段13:45に投稿しているところが18時の投稿となってしまいました。申し訳ないです。
さて今回の企画ですが、事前から放送シミュレータを公開希望する声が多かったこともあり、最低でも50件は応募があるだろうということで、応募数の制限、選考ありという形で実施させていただきました。
その結果、予想をはるかに下回る33件の応募しかございませんでしたので、もし次回実施する際はもっと枠を狭くして実施したいと思います。
パーツの組み立て方はGood!
応募は全てしっかり拝見いたしました。
・行き先→種別の順で案内する
・案内復唱は「(行き先)行き(種別)、(行き先)行きの(種別)」
・終着駅まで先着する場合は「○○へも」、途中駅に先着するときは「○○へは」
・各駅に停まる場合の停車駅案内は「A, B, Cと、CからDまでの各駅です」
このあたりの近鉄の細かいこだわりを再現できていた投稿が多かったです。
臨時停車や切り離し、連結の案内はやはり非常に人気でした。駒ヶ谷・上ノ太子・二上神社口・当麻寺に臨時停車する列車も多かったように思います。
そして古市駅の「いったん止まりますが、すぐに扉を閉めて」などは有効活用されていてよかったですね。
個人的に良いなと思った応募例です↓
後の電車をお待ちください
↑「あとの(○○が先に到着します)」「電車を(つなぎ、)」「お待ちください」
10分発の河内長野行き電車は、ただいま古市駅でございます。
↑「10分発の(○○行き特急は~)」「河内長野行き」「電車は(○両でまいりますが)」「ただいま」「古市駅で」「ございます」
電車がまいります。危険ですから、黄色い線までお下がりください。電車がまいります。危険ですから、黄色い線までお下がりください。
(空白0.5秒×6)
河内長野、河内長野。この電車はこの駅までです。お忘れ物の無いようご注意ください。
組み立ての際に見つかった誤り
やはり一番多いのが「存在しないパーツを指定する」間違い例でした。これにより3件の応募が無効となっています。
企画の紹介ページでも、応募フォームでも再三「表に記載がないパーツを記載していないか確認してくれ」と書いてあったのですが、1つもミスがない応募は片手で数えられるくらいしかなかったように思います。
特に行き先や先着案内に関する音声パーツでこの辺りのミスが目立ちました。
たとえば「○○行き」「○○行きの」「○○行きが」はそれぞれ別のパーツです。「吉野口行きが」があるからと言って、「吉野口行き」(助詞なし)の音声パーツは記載がなければ用意していません。
「尺土」「尺土から」「尺土までの」があるからといって、「尺土へは」の音声パーツは記載がなければ用意していません。
文章で募集するとこのようなミスが山のように起こり得る、と言うことが分かりましたので、次回がもしあれば、本家同様に三桁の数字でパーツを指定する形式に変えようかと思っています。