建設中の柏原市役所新庁舎の仮足場が大和路線の線路に倒壊し、架線を損傷したばかりか線路なら大きく横たわってしまったため、大和路線のJR難波〜王寺間は25時間以上に渡って運転が見合わせられました。
今回は、それによって終日運転見合わせとなった大和路線の様子を記録しておきたいと思います。
奈良へは行けないはずなのに「奈良方面加茂」行きと案内される区間快速。結局この後、環状線周回運転に変えられました。
遅延証明が取り放題。一律2時間遅れで入鋏されています。
323系が本来大和路線の電車が発着するのりばに止められていました。
奈良へ整備に行く途中に停電事故に巻き込まれ、立ち往生してしまったようです。
本来は16番のりばから出発するところ、機転を効かせて15番のりばに入れたのが功を奏し、阪和線はなんとか通常運転に近いダイヤで運転を続けることができていました。
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当日は梅雨の停滞前線により天気が不安定で風も強かったので、仕方ない事故だったのです。
この前日には日根野駅にて、特急のパンタグラフが架線を損傷し、そこに通りかかった快速のパンタグラフが編成丸ごとぶっ飛んで終日運転見合わせになるという大事件を起こしたばかりでした。
そんな大事件の後とはいえ、ここまでテロのような事象で終日運転見合わせになるとさすがに同情するというか、あまりに気の毒です。