矢田から始まらない旅
夜も明けきらぬ矢田駅午前4時36分。
さすがにこの時間に矢田駅に来ても
、始発列車はまだきません。
今回は計画の都合上、我孫子町駅で自転車を止めて、そこから始発列車で鳳へ向かうというルートです。
まだ朝5時にもならない、月も出てる時間帯に自転車で急ぎます。
この時間は車が少ないうえに、信号も暇を持て余して点滅してるので、スムーズに進めて便利です♪
まずはこれから、5時21分発の普通列車 和歌山行きで鳳へ向かいます。
意外とこのタイプの電光掲示板の、「和歌山」という行先は撮影されていません。
そもそも走ってる時間が時間ですからね。
和歌山行きに乗ること数分、鳳駅に到着です。
今回は深夜のテンションで作った、ある「秘密兵器」を用意しています。
鳳駅と秘密兵器
それがこちら。
あきらかに安っぽい作りで、見ただけでは何をするためのものかわからないでしょう。
実は前回、阪和線調査の際にも録音を試みたのですが、なにしろスピーカーまで少し離れているため、風でほとんどなにも録音されてない状況だったのです。
そこで今回はそれを解決すべく、わずか45分で作り上げた延長機ことこちらを使って、スピーカーまで30センチばかり近づけようというもの。
上の赤い部分は、某ファストフード店でLサイズのセットを頼むと付いてきた「ポテトホルダー」なるものを装着しています。
ペットボトルの底を切り抜き、そこにはめ込む形式となっています。
そのままでは落ちるため、ゴムバンドで固定する仕組みです。
そのため、取り外しが可能で移動も楽々です。
なんて言ってる間に、新大阪行きが危うく到着するところでした。
階段前のスピーカーに向けてペットボトルとポテトホルダーを伸ばします。
…どうみても不審者
じゃねえか、これ……
端から見るとこういう絵になります。
この「不審者」を繰り返しながら、自分は今日一日録音しなければならないわけですね。
…何の罰ゲームなんでしょうねぇ(汗)
(画像は、熊取駅の待合室で撮影)
B快速の新大阪行きを見送ります。
6時14分発の和歌山行きで再び移動開始です。
和歌山に到着しました。
1番線を見てみると、「快速 天王寺」の文字が。
実はこの快速天王寺行き、和歌山で連結作業を行います…
連結の放送はぜひ録音したかったのですが、そんなことは知らずにホームをぶらぶら歩いてる時に…
と放送で流れました…
あのとき迷わずに、スピーカーにカメラを向けていれば…
とはいえ、すぎたことは申し方ありません。
普通列車の湯浅行きを撮影。
早朝にのみある、けっこうなレア列車です。
117系4両での運転です。
車内は早朝ということもあり、空席だらけです。
ここでも、車掌さんにかなり睨まれながらも不審者炸裂。
…わずか5回目の録音にして嫌になってきたぞ(汗)
続いて到着する、7時51分発の普通
和歌山から先は各駅に停車するため、「普通」という案内が使われています。
数時間ぶりに、こちら側の先頭を撮影。
こちらも117系4両での運転です。
運転区間もかなり短く、乗客はごくわずかでした。
今度は車掌にはばれずに、なんとか録音ができました。
(※まだ待合室の存在に気付いていません
この後しばらくしてから、待合室で録音すればよかったと後悔しました)
次回へ続く