LED表示の再現の仕方 【発展編】

この記事では発展編として、できた表示の加工や架空表示再現時のちょっとしたコツなどを紹介していきますので、表示の再現方法については基本編をご覧ください。
基本編へはこちらから

発展1 「基盤」を作る

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こうして表示を作っていく際、いくつか作ってるとある「法則」が出てきます。
 
大概の表示では、「2文字なら2文字」「3文字だとこの位置」という風に、文字の位置が統一されてるのです。
 
そういった場合は、「基盤」というものを作るとかなり便利です。
 
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右のものは、今回223系表示を再現する際に製作した「基盤」です。
 
この基盤を作ることにより、文字のずれが起きにくくなります。
また、これを「貼り付け」することにより、毎回サイズが違うといったことを置きにくくします。
 
ただし注意!
基盤が間違っていればすべて間違えて製作することになりますので、基盤を作るときはかなり慎重に!
 

発展2 「区切り」を入れる

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これは駅の表示等の再現用のアドバイスです。
 
たとえばここにこんな表示があるとしましょう。
あなたは出発時刻に応じて「16:24」「16:25」「16:26」…の「普通 天王寺」を再現したりということは当然しませんよね。
 
こういった場合は表示ごとに区切り、1つ1つを「パーツ」と扱えば再現がかなり身軽になります。
 
うれしいことに、大体区切ってみると8の倍数であることが多いんです。
 
たとえばですが、JR西日本の電光掲示板(JR神戸・京都線など)をパーツわけし、再現したものはこちらからご覧いただけます。
 

発展3 よりリアルに(網掛け)

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「表示出来たぞー!」
初めてなら苦労してせっかく作ったこの表示、もう少しリアルにしてみましょう。
 
まず、作った表示は名前を付けて保存してください。
 
続いて保存したものを張り付けます。
貼り付け方法がわからないって?しゃーない教えたろ((
 
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まず、ペイント左上の貼り付け→ファイルから貼り付けを選択。
 
 
 
すると「ファイル」の中からいろんなものが出てくると思いますが、製作したものを探し出しクリック。
 
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するとこっち側に表示されますので、このわけのわからない枠が製作した表示を取り囲んだ状態でサイズ変更。
 
間違っても枠を消しちゃダメ。消したらもう一回貼り付けましょう。
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続いて、この「サイズ変更」の枠内にある「100」を、両方とも「200」に変えてしまいます。
 
 
 
それ以外の部分(傾きの枠内)はいじらず「OK」をクリック。
 
 
 
するとどうなるでしょう。
 
 
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大きくなります。これが結構重要。
 
 
 
 
 
続いてサイズ調整しておいてください。
 
 
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ただしこの時、上と左端は無くていいのですが、下と右端だけ1ドット残すようにしておいてください。
 
また、画像内に書いてあるように、選択→透明の選択に☑チェック。
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続いて、色の編集から右記のような方法で若干うすい黒を作り、黒色をすべてうすい黒に変えてください。
 
 
 
 
 
こうすることで見栄えがかなり良くなります。
 
 
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最後に、←の網網をコピーして貼り付けます。
 
 
 
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そうすれば完成です!
 
 
 


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なお、一部の作者さんは←のような、少し大きなものを使用してらっしゃる方がいらっしゃいますが、基本手順は一緒です。
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「200」と入力したところを「300」と入力し、あとは黒色を変更し1ドットあけて貼り付けてしまえば同じく完成です。
 
 
こちらだと少し角が目立ちますので、私個人的には↑で紹介した小さい網目の物の方が好きです。
 


以上、ちょっとした小技でした。再現後にでもお試しください。
 
それでは~
 
 
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