と思ったあなた、まだまだJR神戸線の初心者ですね(((
JR神戸線にはある変わり種の新快速が存在するんです。
この時点ですでにおかしいのは目に見えて分かりますね。
逆ならわかりますが、なぜか先に行く列車を後ろにつなぐ多客期の特急サンダーバード状態を作り出しています。
そして面白いのはその後の行動。
そして
前4両は23時25分に「新快速 網干行き」として、
後ろ8両は23時28分に「普通 播州赤穂行き」として
それぞれ別々に運転します。
同じ路線で同じ方面へ向かう列車なのに、列車に分けて別々に運転する。
…おかしいですよね?
これには網干駅のある事情が関連します。
実は網干駅、連結する設備と車庫は持っていますが切り離しをする設備がないんです。
「それならば前4両を播州赤穂行きにして、後ろ8両を姫路から回送すれば?」
そうしたい気持ちも山々ですが、確実に列車が込み合いますし、4両は何かと都合が悪い。
そういった点から、あえて分けた2列車を続行運転させるのです。
こちらが自動放送。
停車駅放送がおかしいですね。
通常の播州赤穂行きの場合、
と放送しますが、あえて冒頭に
「網干 行きの 停車駅は、」
と付け加えられています。
この停車駅放送の仕方、以前からこのブログをご覧くださってる方なら聞き覚えがあるでしょう。
平日朝の分割新快速 「米原・敦賀行き」の放送と似てますね。
(↑クリックでもう一つの分割新快速の放送動画へ)
唯一切り離すとわかる放送が停車駅放送だけというのは残念ですが…複雑な列車ですし仕方ないでしょう。
リクエストを受けて録音したのはこれで最後となります。
それでは~
【調査中 文章の誤り 2014/04/22】
ご存知の方はご一報くださると幸いです。