過去画像掘り出し特集  近鉄編!

今回は少し懐かしいものから、すでに忘れられたであろうものまで取り上げてみました、「近鉄編」です。
 
「ああ、なつかしい」と思っていただければ幸いです…。
 

区間快速急行

イメージ 1
2012年のダイヤ改正をもって廃止された、「区間快速急行」。
 
同日の改正をもって「快速急行」と統合された為、今も画像の「大和八木行き」は快速急行として残ってます。
 
…当時と停車駅は変わってないんですけどね(笑)
 
 
区間快速急行快速急行の廃止時点での停車駅は、大和八木までどちらも同じ。
 
ただ区間快速急行がラッシュ時に運転されていたため、最終列車までその種別名で引き継がれただけだったりします。
 

名阪ノンストップ特急

イメージ 2
「県庁所在地に特急が止まらないのはおかしいだろ近鉄!」と怒った三重県民の訴えを受け入れ、消滅した「名阪ノンストップ特急」。
 
別に近鉄もただただ遅くするために止めたわけではなく、中川短絡線の改良に伴い、所要時間の短縮が見込まれるのもあって停車することになりました。
 
一部列車は鶴橋から名古屋間ノンストップというとんでもない停車駅。
(現在は「津」か、「津・大和八木」のどちらかの停車パターン)
自動放送でも「名古屋行き 特急、名古屋行きのノンストップ特急、アーバンライナーが まいります。」と今となっては貴重な放送が流されていました…。
 
一日一便でいいから復活してくれないかなぁ…。
 

鶴橋駅 ソラリー発車標

イメージ 3
鶴橋駅にソラリーがあった時代もあったんですよ~。
 
いつの間にか姿を消した「ソラリー」式発車標。
最後まで停車駅名に旧国名を付けない、非常に頑固な性格でした(笑)
 

古市行き準急

イメージ 4
意外とありそうで、実は現存しません。
 
橿原神宮前と富田林行き準急」(後述)とともに廃止された列車で、一日2本運転されていました。
 
…ただし、種別と行先の組み合わせからしてどう見たって普通の運転なわけありません。
1本目は「古市から橿原神宮前行き急行」に、2本目は「古市から御所行き」に変わる、種別変更が行われていました。
 
もちろんラッシュ時の通勤客がそんな複雑な列車に乗るはずもなく、利用者の低迷で廃止に…。同時期には「古市行き急行」という、まさに南大阪線版「直行列車」も存在しました。
 
現在、古市行きの「優等種別」はありません。
 

橿原神宮前と富田林行き 準急

(放送も投稿してますので、ぜひお聞きください→)
 
続いて、南大阪線の有名な列車として名高かった「分割準急」。
 
 
 
こちらも廃止されて2年以上たちます…。
 
イメージ 5イメージ 6
側面幕はこの通り。
かなり近鉄らしい個性的な幕でした。
 
前面幕は…動画に入ってるので省かせていただきます。
 
 
聞いていただければわかるとおり、「「危険ですから、黄色い線まで お下がりください」と放送が流れるころにはすでに乗客の大半が危険を味わった後」という、詳しすぎて逆に役に立たない自動放送でした(((((
 
この放送、実はほとんどの場合で最後の「乗車位置」の放送を駅員が削ってしまうので、フルで流れるのは一日数本だけだったり…。
 


以上、過去画像掘り出し(近鉄編)でした。
 
ここに掲載している列車は、橿原神宮前・富田林行き準急を除きすべて廃止されていますので、ご注意を…。
なお、橿原神宮前・富田林行き準急もダイヤ自体は存在しますが、放送はすでに存在しません。
 
 
それでは~
 
 
Written by Yatatetsu ... All Rights Reserved