JR西日本は21日、近年話題となっている「乗ることを目的にできる列車」として、新しい豪華寝台特急の導入計画を発表した。豪華寝台特急というと、2013年に導入されたクルーズトレイン「ななつ星in九州」が有名だが、今回導入する豪華寝台特急ではななつ星よりも上をいくサービスがある点も注目だ。
車両のコンセプトは「美しい日本をホテルが走る 上質さの中に懐かしさを」。西日本地域に多数残る昔からの原風景を前面に押し出し、それらを楽しむのにふさわしい「上質さの中の懐かしさ」をテーマとした、“美しい日本の素晴らしさと鉄道の旅の魅力を感じていただくことができる列車”。
車内の設計やデザイン、列車内での食事などにもそれぞれ精通した有名な方をプロデュースし、最高級の「鉄道の旅」が味わえる。
列車はハイブリッド方式で未電化区間も走行でき、計10両から成る。そのうち客車は6両、食堂車・ラウンジカーがそれぞれ1両、展望スペースのもうけられた先頭車が2両。列車に1室、1両丸々使った、プライベートバルコニーやバスタブ付きの本格的なバスルームを設けた、世界中にも希少な豪華客室を設ける。
運行開始予定は2017年で、主に京阪神や山陽、山陰での運転を予定している。
今回注目したいのは、やはり動力の部分。
プレスリリースには列車のイメージ画像がすでに掲載されており、車内のイメージ画像もあります。見た感じコンセプトが「ななつ星」とは異なるため、ほぼ同じくらいの豪華さかと思ってれば1両丸々使うってどうよ。
列車の運行区間からして、やはりJR九州のクルーズトレインのように3泊4日くらいするルートでしょう。たとえば大阪発→岡山(桃太郎)→広島(牡蠣・宮島)→山口(ふぐ)→石見(石見そば)→出雲(出雲大社)→城崎温泉(温泉orカニ)→大阪…と巡るなどが妥当でしょうか。
何両製造されるのか不明ですが、また倍率が高くなりそうで…。料金も尋常じゃないほど高くなりそうです。定員(約)30名だそうですからね(笑)
少し完成が待ち遠しいです。
それでは~