「トワイライトエクスプレス」
それは、動く豪華ホテル。
落ち着いた深緑の車体色、まるでホテルのようなシャワー付きの個室、豪華なフランス料理のフルコースディナー。
それは、動く豪華ホテル。
落ち着いた深緑の車体色、まるでホテルのようなシャワー付きの個室、豪華なフランス料理のフルコースディナー。
他のどんな列車とも一線を画した観光列車の代表ともいえるそのデザインは、多くの人を魅了し、あこがれの的とした。
「トワイライトエクスプレス」
それは、日本で唯一朝・昼・夕と三食分食堂車を営業する列車。
昔ながらの洋食、トワイライト独自のフルコース料理を、今なお和気あいあいと楽しめる食堂車を目的に乗車する方がいるほど、その存在は価値のあるものだ。
それは、日本で唯一朝・昼・夕と三食分食堂車を営業する列車。
昔ながらの洋食、トワイライト独自のフルコース料理を、今なお和気あいあいと楽しめる食堂車を目的に乗車する方がいるほど、その存在は価値のあるものだ。
「トワイライトエクスプレス」
それは、日本一の長距離列車。
大阪─札幌間を約1日かけて日本海にそって結ぶ、鉄道ファンはもちろん、興味のない人をも魅了した憧れの列車。
それは、日本一の長距離列車。
大阪─札幌間を約1日かけて日本海にそって結ぶ、鉄道ファンはもちろん、興味のない人をも魅了した憧れの列車。
「トワイライトエクスプレス」
それは、唯一大阪発着の客車寝台特急。
かつて昭和の、ブルートレインが頻発していた面影もなくなった大阪駅に、当時の面影を唯一残す客車寝台特急。
それは、唯一大阪発着の客車寝台特急。
かつて昭和の、ブルートレインが頻発していた面影もなくなった大阪駅に、当時の面影を唯一残す客車寝台特急。
そして──
「トワイライトエクスプレス」
それは悲しいことに、JR西日本にとってはただの道具でしかなかった。
彼は鉄道会社の気まぐれで「団体列車」として生まれ、「臨時列車」として名を馳せ、「邪魔者」として並行在来線問題によって消える運命なのだ──。
それは悲しいことに、JR西日本にとってはただの道具でしかなかった。
彼は鉄道会社の気まぐれで「団体列車」として生まれ、「臨時列車」として名を馳せ、「邪魔者」として並行在来線問題によって消える運命なのだ──。
人生で最初の「客車寝台特急」の乗車が、廃止と知ってからの乗車となるのは、非常に悲しいことではある。
でも決まってしまったものは仕方ない。廃止までのあと数か月間、特に夏休みは、「発売開始からわずか1秒後にはすべての寝台が埋まってる」なんてこともありえるだろう。でも夢の寝台特急に乗車できないと、まだ決まったわけではない。どうしても乗りたいのなら、苦労してでも切符を勝ち取るしかないじゃないか。
すると、案外ことはうまく進むもので、取ろうと思えばBコンパートメントであれば入手ができた。
入手したのは、大阪20日発の札幌行きと、札幌21日発の大阪行き。
ここに「札幌滞在時間約4時間」「乗車時間約45時間」という、だれが聞いてもおかしい、文字通り「とんぼ返り」の旅が決まった。
楽しい豪華ホテルの旅の、はじまりはじまり…
いざ、大阪へ
やってきました、大阪阿部野橋駅!
矢田から始める予定が、いろいろあって結局ここから始まることに。
まずは列車の始発駅 大阪駅へ向かいます。
大阪まで221系か223系、225系でゆったり行きたいなぁ…。
この時間でしたら、12番のりば発着の列車は基本的に3ドアが来ますので、10時26分発の普通に乗車しましょう!
前 言 撤 回 。
4ドアも来ました。すいません((((
やってきた26分発は、桜島線直通の4ドア車。そうか…この時間帯はお前がいたか(笑)
もう一本見送って「△」の輝かしい、22分発の内回りに乗車することに。
やってきたのは221系!
6両編成のため少々普段より混雑気味で、大阪まで約20分。
トワイライトの始発駅、大阪駅に到着です。
トワイライトの入線は11時10分頃ですが、まだ10時46分。
うーむ…ちょっと早すぎたか(´・ω・`)
電光掲示板には、気のせいか太字で自慢げに表示された「トワイライトエクスプレス」の文字が。
今までただ眺めるだけだったこの列車に、ついに乗車できるのか…!
改札のものに表示されても、ホームの物にはいつまでたっても表示されません。
9番のりばの非営業列車が並びます…。
やっと表示されたのは…
列車が到着してからという((((
「快速 当駅止」も通過列車と同じく、複数を1段にまとめてほしいところです(´・ω・`)
列車の到着と同時に、ホームはたちまちあわただしくなります。
見事に入線時の撮影ではピントが合わず失敗してしまいまして…(笑)
とりあえず先頭から撮影することにしましょう!
1,2枚ほど撮影し、重い荷物を置くため自分の座席(?)へ。
往復ともBコンパートメントながら、禁煙車の8号車でしたので、まだマシなほうでしょうか…(笑)
うーむ…つい乗り込むのに躊躇してしまう(((
先ほどまで居た、見慣れた大阪駅とは一転し、重厚な空気が流れます。
本当に乗ってもいいんですよね?(((
えーと…?
3の下段…3の下段。
おっと、ここか!
さっそく荷物を置き、見送りの友人(Nara氏)と談笑していると、車掌の検札がさっそくやってきました。
簡単な説明を受けた後、発車までまだ時間がありますので、一旦外へ出て幕を撮影することに。
こちら!
昨日の記事の通り、帰りにものすごい幕を見てしまうわけなんですが…それは後日(笑)
すぐに車内に戻りまして…
4号車 サロンカーを訪れてみました!
日中は旅行会社のツアー客に独占されることが多いと聞きましたが、発車後は案の定、独占されてました…。
少々自室の方へ戻りまして…
7号車 ミニサロンも多少見学。
取ってつけたような小ささですね…さすが「ミニ」。
一応自販機も設けられていますが、当然飲み物の種類は限られてくるため、乗車前の購入をおすすめします。
早くも安全柵を立ててしまい、昼寝の準備は万端!
11時50分 ついに大阪駅を出発です。
出発直後、「いい日旅立ち」とともに自動放送が入ります。
「皆様の夢をのせまして、トワイライトエクスプレス、大阪駅を出発いたしました。」
旅はまだ始まったばかり。
札幌弾丸往復乗車の旅は、こうして幕を開けました…。
次回へ続く!