トワイライトエクスプレスの楽しみは、夕焼け、朝焼けだけではない。
夜のトワイライトもまた、楽しいひと時が味わえるのだ。
夜の楽しみ編、今回は「パブタイム」や、上下列車のすれ違いをお楽しみいただこう。
▮現在地はこちら▮ ⇒⇒⇒
次は翌朝、洞爺まで客扱いはありません。
残り距離は約：850km
パブタイム
こそっと寝台を抜け出しまして…(笑)
少々食堂車の深夜営業「パブタイム」を利用したいと思います♪
「パブタイム」というくらいですから、アルコールしか飲めない…というわけではなく、軽食も販売しております。
第一、自分はまだ高校生ですし(笑)
頂いたのはこちら、「ステーキピラフ」(\1,730)！
とてもおいしく、量も小腹が空いた時にちょうどいい量でした。
少々混雑してきたため、足早にダイナープレヤデスを去ります。
パブタイムの帰り頃になると、スタンプも並ぶことなく押すことができます！
用紙も余裕をもって置かれているようでしたので、お昼は見送って夜間に押すのもいいかと思います。
深夜の停車駅
食事を終え自室に戻り、しばらくすると列車は鶴岡駅に到着しました。
パブタイム開始後は、緊急時以外は車内放送が入りませんが、この駅の到着時には観光放送が入りました。
この後いったん眠りにはついたのですが、なにせ停車する際などにすごい衝撃が来るわけでして…(笑)
眠りが浅いときにそれが来てしまうと、つい目が覚めてしまうんです。
さて、ブレーキの反動で起きてしまったというわけですから、列車は何かしらの駅に停車するはずです。
時刻は23時40分過ぎ。
到着した駅は、こちら…
秋 田 駅 でございます！
この駅では機関士交代の為、およそ9分間停車を行います。
当然9分間もあれば、いろいろ見れるわけですよ…(笑)
秋田駅ご紹介
やはり「秋田新幹線」があるくらいですから、当然奥には新幹線車両が見えます。
奥に見えますのは、数年前に導入されたE6系「こまち」号の車両です。
ほとんどがこちらで運用されてるみたいですね～。
電光掲示板はこのとおり、もちろん「無表示」。
ちなみに、トワイライトエクスプレスはこの駅から先、奥羽線へと入ってまいります。
ではほかの乗り場はどうなっているのかと。
ご覧のとおり、3番線には0時06分発の八郎潟行きがまだあるようです。
お仕事を終えたか、たった今この列車の運転を終えたか。
続々と帰路に就く乗務員の方々が、目の前を通ります。
彼らにとって、この列車が停車している事は日常茶飯事なのでしょうか？
あまり見ている方はいらっしゃいませんでした。
上下列車行き違い
0時14分、トワイライトエクスプレスはある駅に到着します。
蛍光灯さえまばらで、絶対に夜間一人で電車を待ちたくないホームに停車するわけなのですが、この駅はどこでしょうか？
…ご存知の方も多いかもしれません。
こちらは大久保駅です！
この駅では上りと下りのトワイライトエクスプレスが行き違う…のが通常ダイヤ時に有名です。
そう、「通常ダイヤ時に」は。
ここでちょっとハプニングが発生するわけでございます…。
のぼりが通過するはずの17分を過ぎても列車は見えず…0時18分、行き違いは行わず発車。
直後に通った車掌さん曰く…
「のぼりが1時間ほど遅れている」とのことでした(´・ω・｀)
結局、このあとも30分ほど停車することは無く、やっと行き違いを行ったのは0時48分ごろ、北金岡駅での事でした。
普段は大久保で上りが通過するダイヤですが、この日は上りが通過を待つ側に回っていました(笑)
一日目はこれで眠りにつきました。
翌朝、目を覚ました自分の目に飛び込んできたもの。それは…？
次回へ続く！
