トワイライトエクスプレス号の引退から早くも3か月が経ちまして、あれだけ賑わったダイヤ改正も記憶から消えかけてきた頃。
「トワイライトエクスプレス瑞風」にバトンを渡す前にと、最後の元祖・トワイライトエクスプレス号の団体運転が始まりました。
今度のトワイライトエクスプレス号はA寝台車のみで編成、団体客専用、経路も自社管内のみで、次の検査までの限定運転…となかなか制限の多い列車で、料金も手の届く範囲ではなく…(´・ω・`)
「最後のお見送り」というには少し大げさな時期ですが、臨時運転一発目から見に行ってきました。
特別なトワイライトエクスプレス
まずは電光掲示板の表示から！
SUNTRASではATOSと異なり決まった表示しか出せないため、表示は「通過」の2文字のみ。
いくら団体列車で運転停車をするといっても、客扱いをしない以上は「通過」で片づけられてしまうようで…(汗)
それでも運転停車を考慮した放送を行うため、表示の「通過」に反し、自動放送では
「次に 3番のりばに、列車が まいります。お乗りにならないように願います。」
と流していました。
わざわざ放送していただかなくとも、列車が来ることは承知なのですが(笑)
機械で組み立てる自動放送ならではの変な文章ですね…。
入線の直前には、大阪駅ご用達のトラロープが登場。
押し合い転落が発生しうるほどの人数ではありませんでしたが、念には念を…ということでしょうか？
16時17分、満を持してトワイライトエクスプレス号が入線！
入線シーンは動画にて収録しました。
※「通過表示だし幻の通過メロディー聞けるんじゃ…！？」と考えていましたが、見事普通の入線メロディーでした…(´・ω・`)
当てずっぽうに「これくらいの両数」で決めつけて待っていると、見事に真正面で停車したため、落ち着いて撮ることができました。
(ホームの神戸寄り、階段付近の9両停車目標を先頭に停車します。)
たしかにけん引する機関車は「特別」ですね！ そういう意味じゃないけど。
「停車時間わずか」の放送通り、実際2分と止まらずに発車しますので、撮影の際は要注意です。
端の方にいた方々が一斉に走ってきたため、ちょっと上からお邪魔して一枚。
急いで噂の新幕をば！！
ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━ !!!!!
この団体のためだけにわざわざ用意された新幕です。
てっきり「団体」幕で走るかと思いきや、こちら「トワ・下関」の幕を新調して走るという。
芸が細かいのはいいことですが、早大にお金の使い道を間違えてる気もしなくもないですね()
LEDが残念なことに切れ切れの上に英語表示で分かりにくいですが、通過列車が停車してる状態です()
ホームではトワイライトの制服を着た乗務員が出たり入ったり。
つい数か月前までは日常だったんだけどなぁ…。時代の流れに逆行するのはやはり無理なようで。
出発と同時、ホームではラストランを見送るかのように「いってらっしゃーい！」の歓声が。
大勢のお見送りに手を振られ、振り返す車掌さんもこのご様子…(笑)
何事もなく終点までご旅行できるよう、お祈り申し上げます。
…で、後追いは当然のように失敗したので置いといて。
たまたま停車目標のところにいたのでそれなりに満足のゆく撮影ができましたが、後ろの方で構えていたらどうなったことやら…。
写真も回収したことですし、今度は自動放送でも録音しに行きたいところです。
以上、特別なトワイライトエクスプレス号でした。
それでは～
