長い夜もあけ目を覚ますと、列車は本州を抜けて五稜郭で機関車の付け替えを行っていた。
ここからけん引は海峡線専用の機関車から、道内用のディーゼル機関車が担う。
この列車交換にかかる時間は通常ダイヤだと13分間。だが、この日は特別遅れており、目の前を颯爽と通過する通常は見れないはずの、同じ「廃止の危機」の境遇に瀕している列車が存在する。
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次は洞爺に止まります。
残り距離は約:320km
五稜郭にて
鉄の朝は早い。
※寝付けなかっただけです(笑)
もぞもぞと目覚めて、時計を確認すると…?
5時08分…(^ω^)
※五稜郭の到着時刻は5時05分です。
どうも昨夜の上りとの行き違いの遅れをこじらせたみたいで…
列車は10分遅れて、5時15分に五稜郭に到着しました。
遅れてしまったものですから、ちょっと通常ダイヤでは見れないお方と会えるわけです。
客車寝台特急では、日本唯一の「新型車両」を用いた列車なのですが、残念ながら廃止の予定となっているようで…。
ここからは停車駅以外の運転停車は無く、快調に札幌まで向かうこととなります。
大沼公園と「森」
道内に入ってからというもの、良いのか悪いのか、景色は開けっぱなし。
のどかな風景を眺めながらの目覚めというのも、たまには悪くないですね(笑)
しばらくすると、列車の進行方向左側には大きな池が見えてきます。
通常ダイヤですと、6時ちょうどに「森」という駅を通過します。
「森」というからにはこんな風景の中にあるのか…と言われれば、普通の小規模な行き違い駅でした((((
森駅で販売されているという名物駅弁「いかめし」、一度食べてみたいですね~。
そして噂の「森」駅を通過すると、今度は車窓右側に雄大な太平洋がでてきます!
ちょっと雲が多いのが気になりますが…雨を降らす雲ではなさそうなので安心ですね(笑)
前言撤回。左手の車窓がヤバい。
富山あたりでも出会った、左右の車窓でまったく雲行きが異なる光景。
まさか道内でも見れるとは…(笑)
朝風呂…?
トワイライトエクスプレス車内のシャワーは、どこぞやの坊主みたいな顔した寝台特急と違って予約制。
2泊3日で一回も入らないのはさすがに…ね(笑)
「空いてる時間が翌日しかない」とのことで、朝となってしまいました。
ちなみにシャワーカードは使用後、左上に穴が開けられますが戻ってきます(画像参照)
シャワールームはこんな感じ。
一つお知らせしておくと…日をまたいでからの車内でのシャワーはお勧めしません。
若干異臭がするうえ、シャワーのお湯はかなりチョロチョロで、汗を流すのが精いっぱいという感じでした…。
次回は、またまたトワイライトの名物 朝食をご紹介します。
次回へ続く!