遅延レポ(2014,10,13) 16時から全列車運休!大阪駅レポート(後編)

  
台風遅延により発生した迷列車の自動放送をYoutubeにて公開しております!
 
記事を読む際のBGMとして、珍しい自動放送をお楽しみください。
 
【収録内容】 --全て大阪駅にて録音--
関空/紀州路快速 鳳行き
大和路快速 王寺行き
環状線ホームの簡易放送
・快速 神戸行き
・普通 塚口行き
 

「気持ち便利に」

イメージ 1前回ノータッチでしたが、この画像にはもう一本定期では存在しない列車が表示されています。
 
「普通・塚口行き」。
JR東西線経由快速・塚口行き」とはよく聞くと思いますが、実は普通列車塚口行きというのは朝ラッシュ時に東西線からの分しか存在せず、大阪駅で表示されることはありません。
 
もちろん自動放送も録音。行先変更にも対応しており、「本日は 行き先を、塚口 行きに、変更しております。」との案内がありました。
 
…そのあとに「立花・甲子園口方面へは、尼崎で 普通電車に お乗換え下さい。」と流れなければ完璧だったんですけどね(笑) もちろん連絡の普通なんてもの、存在いたしません。
 
また、運転する心意気はうれしいものの、しかし所詮は塚口行き。設定されたところで塚本・尼崎・塚口とわずか3駅間の利用者にしか意味は無く、不満の声も上がっていました。
 
 
イメージ 2
電車は207系での運転で、幕はJR宝塚線のラインカラーの普通幕でした。
 
確かにJR宝塚線には乗り入れますが、それでも一駅だけ。
青のラインカラー幕のほうが良かったのでは…と思ったのですが、どうでしょう?「
 
 
イメージ 4
幕はこちらです。
滅多に撮れるものではないため、映り込みもなるべく少ないようにしてみました。
 
通常ダイヤですと、尼崎から塚口のわずか1駅間のみ、しかも早朝か21時台でしかみれない貴重な組み合わせ。
 
良いものを見させていただきました!
 
 
イメージ 3
 
…あとは持て余していた停車時間を有効活用しましょう!
 
「どうせなら大阪駅で撮った感をもっと出してみよう」活動の一環として、まずはこちらから一枚。
 
 
大阪駅の大屋根を入れてみました。
イメージ 5
 
側面幕も有効活用しましょう!
 
 
 
曇り空を移す大屋根。人気のない連絡橋。そして「普通・塚口」表示!
 
今回の件で一番満足の行く画像を撮影した気がします…(笑)
 

イレギュラーすぎる行先

イメージ 6
当初
「普通・塚口行きは、遅れております快速・神戸行きの到着を待ってから発車いたします。お客様には大変ご迷惑をおかけしますが…
到着数分前
「先ほど到着を待ってから発車と申し上げましたが、所定時刻での発車に変更いたします。」
 
こうした運転変更が行われた結果、ついに…
 
 
イメージ 7
こういう状態が完成してしまったと。
接続待ちをしなかったのには訳がありまして、それが堂々と表示されている遅れ時分です。
 
実は「発車待ちを行う」と最初に放送が入れられた際には、ホームの電光掲示板では「遅れ約20分」との表示を出しており、普通列車を15分ほど抑止すれば連絡できることから、待ち合わせを図ることに。
 
どころが数分後、前記事でも書いた通り、遅れ時分が急に35分まで増加。
つまり連絡をさせる場合、普通列車を30分も大阪駅で抑止しなければならないため、泣く泣く所定時刻での発車に変更されました…。
 


イメージ 8
待っている間には特に何も撮影しなかったため、到着してからの画像をどうぞ!
 
電車は10両編成で、前より6両は221系未体質改善車、後ろ4両は223系での運転でした。
 
奥に止まっている大阪環状線の最終列車、京橋行きも20分と数分ほど待ち合わせていましたが、全車両共に始発列車であるかのような、1両辺り10名程度という乗車率でした。
 
 
イメージ 9
表示は…あれ、蛍光灯がどうやっても入るぞ…(汗)
 
停車時間も余裕をもってある訳ではなかったため、保存用程度に撮影して次の表示収集に!
 
イメージ 10
 
わざわざ側面表示を撮影する時間を省いてまで、狙ったのがこれ!
 
車内表示です!
 
221系と223系(0番台・5500番台・6000番台)、223系のその他の番台ではフォントがそれぞれ異なるため、非常に集めづらいです…。

イメージ 11
発車時にも一枚だけ撮影!
 
お決まりのブレるというね。安定の画像クオリティでございます(((
 

16時台の終電後

イメージ 12
快速・神戸行きの発車後には、ホームからは自分をのぞいて他数名の鉄道ファンと、JR西日本の関係者さん以外は消滅。
明るいうちとは思えないほど静かな大阪駅に変わりました。
 
さみしくながれる「お客様は改札口へ…」の肉声放送も、数回流れたのちに止められ、再び静寂な時が流れます。
 
 
イメージ 13
各ホームにはだいたい1編成が止められ、そのままの状態で留置されていました。
 
足音すら響かないような、まるで寝静まったかのようなホームに、ある列車が入線してきました…。
 


エピローグへ続く!
 
 
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