台風遅延により発生した迷列車の自動放送をYoutubeにて公開しております!
記事を読む際のBGMとして、珍しい自動放送をお楽しみください。
【収録内容】 --全て大阪駅にて録音--
・関空/紀州路快速 鳳行き
・大和路快速 王寺行き
・環状線ホームの簡易放送
・快速 神戸行き
・普通 塚口行き
運転見合わせ、その後…(大阪駅)
快速・神戸行きを狙っていた鉄道ファン以外、皆無になってしまった大阪駅。
連絡橋からこちらへカメラを向けるテレビ関係者。
非日常的な光景の中、しばしの静寂に包まれます。
…で終わればいいんですよ、終われば((((
こういったときに限って空気を読まず、ネタを投入してくるヤツがいるんです。そう、「ネタ」。
お分かりかと思いますが、列車の側面幕にご注目ください。
白 幕 !
このタイミングで幕故障かよ! さすがっすわ207系さん。
そういえば最近、よく207系の幕バグを見ますよね~。今度の体質改善にはこういった面の改修も含まれているのでしょうか。
それでは改札側も見ていただきましょう。
見事、新幹線を除いた全路線が真っ赤に染まった運行情報板では、大阪・京都の各市営地下鉄で振り替え輸送が行われている旨を繰り返し表示し続けるばかりでした。
注目すべきがこちら!
なんと日本語(2コマ)、英語、中国語と豪華に3ヶ国語で、台風により運休する旨を表示していました!
しかし基本外国の方も理解してらっしゃったらしく、ほとんどの方は何の戸惑いもなく改札を抜けていきました。
この情報社会、やはり外国の方も台風に関しての情報をどこからか手に入れているみたいですね~。
ちなみに先ほどからちょっと右端に入り込んでいる発車標ですが、この通り真っ暗になっていました(汗)
「本日の運転は終了しました」などの案内は無く、黙り込んでしまうんですね…(笑)
ちょうど環状線ホームに大阪どまりの電車も到着し、続々と改札へ向かう方が流れ込んできましたので、継いで出場します。
しばらくすると改札全てが閉じられ、前に運転取りやめの旨の書かれた掲示板が設置されました。
なぜか警察まで出動しており、なにやらあやしげな雰囲気が漂っていましたが、何だったのでしょうか?
運転見合わせ、その後…(天王寺駅)
見ての通り改札はすべて閉じられ、コーンで区切られ切符売り場にすらいくこともできず、駅員2人態勢での厳重体勢でふさがれており、また電灯の消えたホームからはたまに「お知らせします。」と運転を取りやめる旨の自動放送が流れていました。
…そういえば今回の件では、「運転取りやめ中」という表示を出している駅は聞きませんでしたね。
そちらも表示した方が良かったと思うのですが…(汗)
奥に見える真っ暗な阪和線ホームには、翌朝の始発に備えてか223系らしき電車が留置されています。
人の居ないコンコースを後にし、ネタも消えたところで帰路につきました。
たしかに大規模な運転見合わせが予想される場合は、翌日の始発にも備えた運転整理もできる計画的な運休も正解かもしれませんね。
一日中抑止を行い、翌日もダイヤが乱れて…なんてこと、あったら困りますもんね。現に去年は多少ながらありましたし…。
ただしJR西日本もコメントしている通り、これはあくまで「休日だったからできたこと」であって、平日の場合の対応は検討中とのこと。
全国的にも今のところあまりこの運休方法も浸透していませんが、今回の件も然り、先日のJR東海での土砂災害を未然に防いだ件も含め、今後はJR各社の方針となってゆくことでしょう。
それでは~