10日にわたって投稿してまいりました、きんてつ鉄道まつりもこの記事が最後となります。
最後まで存分にお楽しみください!
トラバーサ実演
それでは五位堂では見れない高安限定イベント「トラバーサ実演」を見学しましょう。
一応ご紹介しておきますと、トラバーサとは主に用地の限られた検車庫や路面電車の車庫などに存在する装置で、ご覧の通り車両を横に平行移動させるために設置されています。
幸いにもこの日は最後の実演がこの後にありましたので、見学させていただきました。
出てきたのは…えーと……新手の末期色?(錯乱)
というのは冗談にして…改修工事中の5200系がやってきました。
車内の化粧板も剥されており、台車も仮の台車。なかなか見れない光景で…(笑)
方向幕も巻取り機ごと撤去されており、ガムテープが空けて見えています。
改修工事中はJRと同じく、幕まで外すんですね~。
見たところ枠の左側に空白があるというということは、そちらに巻取り機が設けられているのでしょうか。
フォークリフトに連結器を取り付けるとは…斬新。
作業用の特殊な車両でもあるのかと思いきや、どう見ても後付感が半端じゃないフォークリフト氏がご登場。
これは予想外でした…(笑)
さて、車内がすっからかんの5200系がトラバーサに載せられたところで、車両に関する簡単な案内…等は無く、いきなりトラバーサの実演へと入ります。
(通常は2両編成をつないで6両で運転され、その際は伊勢方4両はこれ、大阪・名古屋方2両はロングシート。)
普段の運用は通勤形電車としてですが、名目上は「兼 団体貸切」ですので、たまにこちらを使用した貸切電車が走ることがあります。
(5200系の車内に関して 詳しくは:http://blogs.yahoo.co.jp/haruki1127sport/11541625.html)
そんな彼ももう製造から20年を超えており、車内の見劣りする点が目立つようになってきたため、5年ほど前から改修工事を順次行っている…とのことです。
それほど編整数も多くない形式なのですが、案外時間がかかってるようですね…(笑)
聞きなれない電子音が鳴りはじめると同時、奥の方にゆっくりゆっくりと移動して行き、唐突に停車。
再びこちらへゆっくりと…ってあれ?
トラバーサってもしかして…リモコン制御!?
じゃああの制御室はいったい何のために…(汗)
高安のトラバーサは少々謎が残りますね(笑)
あっ! 「謎」といえば…
す っ か り 忘 れ て た ぜ
それではここから謎解きもしつつ続きへとまいりましょう。
高安車庫の謎解きは特段難しいところは無く、指定された場所へ行き文字を集める…というだけのもの。
というか五位堂が難しすぎんだよ!
集めるとできるワードが…
…公開禁止とのことですので皆様でつなげていただきましょう。
回答の拡散は禁止でも問題の公開は禁止されてなかった…はず!
命令形で言われた通りに問題用紙のある点とある点をを合わせるとある4文字が出来上がりますので、それを受付へ持っていくと、1枚のカードを渡されます。
あとは仕上げに頂いたカードの1辺を合わせると最後の命令がありますので、その通りに問題用紙にあてはめればゲームクリアです!
いやー長かった!
おかげさまで幻特急の切符を手にしました。ありがとうございます。
にしてもこれはJRっぽい! どうせなら近鉄の切符を参考にして欲しかったところです…(笑)
車庫内と休憩電車
18000系ではなく18400系(京奈特急に使用)とのことです。
訂正の上、お詫び申し上げます。
昨年展示されていた3000系の運転台カットは、少々離れたところでブルーシートに覆われていました。 ぜひとも展示してほしかったところ…(´・ω・`)
続いて休憩電車と洗車体験のコーナーです。
ここで両車両の幕を確認してみましょう。
津新町に明星と。
さながら「ここは伊勢中川か!」といった様子です。
余談ですが、「津新町」の英語表記ってハイフンが入って「TSU-SHIMMACHI」なんですね…。初めて知りました。
最後にこちら、休憩電車の先頭から見ることができた構内入換用の車両を掲載して、このレポを終わらせていただきたいと思います。
鮮魚列車の亜種のような塗装をしているこちらの構内入換車ですが、こちらはどうやら1両編成のようで…。反対側のお顔はどういった先頭車改造をされてるのか、気になりますね(笑)
以上で、10日間、全8回に分けてお送りしました2014年度のきんてつ鉄道祭りのレポを終わります。ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
それでは~