ここ最近の、ダイヤ改正に向けた急速な整備の様子をまとめてみました。
発車標のデザインを一新!
大阪環状線を中心に、発車標に路線記号がようやく追加されました。
最近電光掲示板が更新された駅を除き、すべての駅で今までの筐体にシールを貼付することで対応しています。
大阪環状線の内回りでは5つ分の路線記号がまとめて記載されており、非常に鮮やかになったものの、肝心の一般の方にどれほど認知されているのか気になるところですが…?
現在確認してる限りでは、大阪駅ほか、京橋・王寺・奈良などが更新。
シールが今までの筐体より黒くなっているため、奈良駅などではこのように上下段の分割がより明確になっています。
名物の「こののりば」は相変わらずでした。
しかも駅により、路線記号の記載方法に違いがあるという…(汗)
スペースの都合によっては柔軟に対応しているのか、それとも仕様はとくに定まってないのか…。
サインシステムも更新!
「サインシステム」というと馴染みがないかもしれませんが、単純に「駅構内の旅客案内」のことですので、覚えていて損はないかと。
新しいサインシステムでは路線記号が追加されているほか、特急列車名も表記されるようになっています…が。
京都駅や新大阪駅でも同様に存在が消されていますが、
「びわこエクスプレス」と「ひだ」と「しなの」はどこいった。
そりゃ「トワイライトエクスプレス」がないのは納得ですが、それ以外はそれぞれ重要な特急じゃありませんでしたっけ…。
ちなみにサインシステム・発車標は更新されたものの、大阪駅では一番変えるのが簡単そうな、コンコースのこちらの発車標は更新されておらず…(汗)
更新される基準がわかりませんが、そのうち主要駅では路線記号対応のものに変わるでしょうから、記録はお早めに。
種別幕・表示の更新へ!
223系、221系では種別幕の更新が、201系では表示のROM更新が行われ、すべての形式のほぼすべての編成で、路線記号の整備が終了しています。
▶201系のROM更新後はこちらから:http://blogs.yahoo.co.jp/haruki1127sport/12684183.html
細かい仕様変更はほかにありますが、特に注目すべきはこちらでしょうか。
現在、「関空快速」は今までのように青地に白字の幕が2コマ、路線記号の整備された幕が R 、 O 、 S でそれぞれ2コマずつ用意されており、路線記号付与幕ではまるで関空快速と思えないカラーリングに仕上がっています(笑)
うーん…これは……見にくい、というよりわかりにくい。
関空快速だけでも今までの幕でよかったと思うのですが…(汗)
また、223系では車内表示の更新は行われていませんが、225系では車内LCDのROMも更新されており、今までと比較すると全体的に表示が右寄りになっており、路線記号が各個に追加されています。
右寄りになったおかげで「まもなく終点」が1行におさまるようになっており、更新と同時に変更されています。
もちろんのりかえ案内にも、路線記号はばっちり!
…さらに細かい話を言うと、一部表示のフォントが新ゴに近いフォントから新ゴそのものに変わっていました。
他にも車内の路線図や停車駅図表が順次更新されており、つい数日前まで見れた色あせた案内設備が見れなくなると、それだけでも少しさみしいもので…。
車掌さんによって設定する方法も異なるものですから、車内LCDは真っ青に染まってることもあったり…。
やりたいことはわかる。
わかるけど壮大なまでに間違えてる。
※前面幕に注目
しかも前後で行き先が違う
という()
普通・和歌山行きとか…初めて実物で見たわ……(笑)
そしてこういった場合、決まって青ざめたJRマークが出てることが多いわけですが。
珍しくきちんと仕事してらっしゃいましたよ! やっぱり壮大に間違ってたけど。
ダイヤ改正まであと2日。
やっと改正する、という実感が湧いた時には一部の列車がすでに消えてるという…(´・ω・`)
少しでも悔いの残らないよう、頑張りたいところです。
それでは~