阪和線新型車両 225系5100番台デビュー!(後編)

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225系5100番台に関する記事、2枚目です。

今回は4両編成時の転落防止幌や、新型車両の運行開始に伴って整備された乗車位置や「表示」などを見ていこうと思います。

転落防止幌

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4両編成では関空紀州路快速など併結運転にガンガン入りますので、223系などでも徐々に整備されている転落防止幌が標準装備されています。

形状はおそらくそのほかの形式と同じもので、先端がゴム素材になっていました。


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もちろんながら関空紀州路快速の前面表示はかなりツメツメでして…。

日本語すらも読めるか怪しい上に、英語は読ませる気があるかないかの瀬戸際みたいな表示をしています…。

またラインカラーが2つになるため種別表示の英字も行き先と同じくクリーム色が使用されていました。

乗車位置

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乗車位置は横に長い長方形のステッカー形式のものが用意され、これが団子のように連なって整備されています。

○印しか整備されていない場合はその○印が消されており、その痕跡はかなりくっきりと残されていたり…。


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それではこの新しい乗車位置を横のアングルからどうぞ( ・ω・)

日本人の性格というか…きれいに真ん中に補助線が引けるくらい一直線に乗車位置が並んでいます。


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また6両固定編成が普通・区間快速の運用に入る際には運用の都合上女性専用車両の設定が適用されます。
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このため3番の乗車位置は4つも連なった団子が出来上がっており、なかなか見づらいです。

また女性専用車両の案内には「6両運転時」といった注釈などは一切なく、勘違いされる可能性もありそうです…。


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ちなみに。

もともと△印が整備されていたホームでは旧来通りの乗車位置が使用されていまして。

つまるところ、あくまで○印のみだったホームの整備時に交換しただけのようで( ・ω・)

駅表示

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発車標はもちろん対応済み。…データを3ドア車(△の表示)に変えるだけですからね()

今日見た限りでは熊取折り返しの電車に3ドア車がよく入れられていました。明日以降の参考にどうぞ…。

側面表示

[ R ] 普通 熊取行き

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ではまずは阪和線 普通列車の熊取行きから。

227系でおなじみの「R」記号ですで(*´ω`*)
おそらく色を変えただけでドット配置は同じはずです。

日本語表示はMSゴシック、太字の打ちっぱなしで(´・ω・`)
なんだかなぁ…といった感じで。

[ O ] 普通 大阪環状線行き

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天王寺発→寺田町手前までの区間は内回り普通電車と案内されます。

表示はこんな感じ…で「○○方面」の案内はありませんが、323系の表示はおおよそこんな感じだと思ってください。

223系他の表示の形式をかなり律儀に守っているようで、「大阪」のみ小さめになっていますね(*´∀`*)

[ O ] 関空快速 天王寺行き

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勘のいい方ならわかるでしょう、普通・大阪環状線の折り返し前です()

こちらもシンプルに「天王寺」のみ。
関空快速という長い種別名を視認性を確保しつつ詰め込むのに相当苦労したようで、路線記号がかなり縮められていますね…。

時々思うのですが、路線記号を種別ではなく行き先に書いてはいけないのでしょうか…(;´・ω・)

[ S ] 関空快速 関西空港行き

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先ほどの縦長「O」が「S」と飛行機に変わっただけです。

かなりの情報が詰まっていて、少しごちゃごちゃとした印象は受けますが…これで「最低限」の情報なんですよね(;´・ω・)

しかもこれはまだマシなほうでして。

[ R ] 紀州路快速 和歌山行き

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「すまん、1段にはできんかった」と。

…(;´・ω・)


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…とまあこんな感じでして。
ますますにぎやかになったこの形式の表示をどうぞお楽しみに…

あ、227系の表示と互換性がありますので、表示再現さえすれば「紀州路快速 岩国(宮島口方面)」とかも作れますよ(*´∀`*)


次回はこれに伴ってなぜか現れた、予想外の3ドア運用についてまとめます。

それでは~

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